【楽天モバイル】海外旅行前にチェック!|海外利用の重要な設定と注意点を解説します。

格安SIM

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旅行やお仕事で海外に渡航する際に心配になるのがスマホの利用ではありませんか?

短期の滞在だとしてもやはり日本との連絡手段は必要ですよね。

現地のWi-Fiを通す方法もありますが、それでは限界があります。

そんな時におすすめなのが楽天モバイル。

楽天モバイルを利用すれば、海外からでも日本で使っているのと同様にスマホが利用できます。

さらに、専用のアプリを認証させることで、通話やSMSも無料になる方法もあるんです。

今回は、そんな楽天モバイルを海外で利用するための概要と方法、設定手順などの詳細を解説していきます。

他にも海外利用時の注意点や知識などもご紹介していきますので、海外でのスマホ利用をお考えの方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

楽天モバイル 公式サイト

楽天モバイルは海外でも利用可能

楽天モバイルは、月額の基本料金のみで海外で利用することが可能です。

Rakuten最強プランの料金表

〜3GB 1,078円(税込)
3GB〜20GB 2,178円(税込)
20GB〜無制限 3,278円(税込)

ただし、無制限というわけではありません。

制限されているデータ通信量を超えてしまった場合は、追加料金が発生してしまいます。

この章では上述のことも含めた楽天モバイルの海外利用について解説していきます。

国際通話や国際SMS利用に関しては、次章の「必須アプリのRakuten Link」で解説します。

毎月2GBまで無料で通信できる

楽天モバイルは、海外ローミング設定を行うことで、月に2GBまで追加料金なしで海外で利用できるようになります。

ただ、”2GBを超えれば料金が発生する”というわけではなく、通信速度に制限がかけられます。

つまり、料金はかからないけど、使い勝手が悪くなるということです。

通信速度は最大128kbpsまで下がり、基本的にメッセージ以外は何もできなくなります。

こうなると2GBってどのくらいスマホを利用できるのか気になりますよね。

その目安を下記表にまとめました。

利用機能 データ通信量 利用可能目安
Google約1.8MB/1ページ 1GB 約625ページ
Googleマップ約1MB/1経路検索 1GB 約1,000回
Google翻訳約2MB/10文 1GB 約5,000文
メール送信(テキスト)約5KB/1通 1GB 約20万通
メール送信(写真添付)約500KB/1通 1GB 約2,000通
LINE(テキスト)約3KB/1トーク 1GB 約33万回
LINE(通話)約0.3MB/1分 1GB 55時間
LINE(ビデオ通話)約5.1MB/1分 1GB 約3時間
YouTube(標準画質)約450MB/1時間 1GB 約2.2時間
Netflix(HD画質)約1,300MB/1時間 1GB 約0.8時間

上記の数値はあくまで目安であり、通話時間やテキスト量、視聴する画像の大きさや動画の質によって異なります。

ただ、1GBでこれだけの機能が利用できますので、短期の旅行や出張には十分と言えます。

通信データチャージは1GB 500円

仮に1ヶ月のデータ通信量が2GBを超えて速度制限がかかってしまった場合は、500円のチャージ料金を支払うことで1GBが追加されます。

1GB 500円
2GB 1,000円
3GB 2,000円
4GB 3,000円

申し込みからすぐに利用できるので、面倒な追加設定などは不要です。

注意点としては、この追加チャージ分のデータ容量には有効期限があり、購入日を含めて31日間となっていること。

翌月に繰り越せるわけではないので、購入のタイミングは検討してからをおすすめします。

海外指定73か国が対象

楽天モバイルは海外でも利用可能ですが、全世界、全地域というわけではありません。

指定の73の国と地域限定でご利用いただけます。

利用できる国と地域は以下の通りです。

アイスランド・アイルランド・アメリカ(ハワイ)・アメリカ本土・アラブ首長国連邦・アンドラ・イギリス・イタリア・インド・インドネシア・ウクライナ・エジプトエストニア・オーストラリア・オーストリア・オランダ・カタール・カナダ・カンボジア韓国・キプロス・ギリシャ・グアドループ・グアム・クウェート・クロアチア・サイパンサウジアラビア・ジブラルタル・シンガポール・スイス・スウェーデン・スペインスロバキア・スロベニア・タイ・台湾・チェコ・中国・デンマーク・ドイツ・トルコニュージーランド・ノルウェー・ハンガリー・フィリピン・フィンランド・ブラジルフランス・フランス領ギアナ・ブルガリア・ベトナム・ペルー・ベルギー・ポーランドポルトガル・香港・マカオ・マルタ・マルティニーク・マレーシア・南アフリカミャンマー・メキシコ・モロッコ・ヨルダン・ラトビア・リトニア・リヒテシュタインルーマニア・ルクセンブルク・レユニオン・ロシア

  • アイウエオ順
  • 2024年5月執筆時点

参照元:楽天モバイル公式サイト

アラブ首長国連邦・ウクライナ・エジプト・カタール・クウェート・サウジアラビア・ヨルダンは、国際通話かけ放題、また国際SMS送信の無料対象外。

以上の国や地域では、データ通信が可能であり、現在も範囲を拡大中です。

ただし、注意していただきたいのは、全ての国で日本と同じサイトやサービス、アプリを利用できるわけではありません。

代表的な例で言えば、中国は国家的な情報統制によるネット規制が厳しく、GoogleやLINE、Instagramといったサービスは利用できません。

渡航前には、楽天モバイルがどの国でデータ通信が可能なのかに加え、日本と同じサービスが利用できるのかについても確認が必要となります。

オプションで国際通話かけ放題を付けれる

楽天モバイルには、月額980円の「国際通話かけ放題」のプランがあります。

「国際通話かけ放題」プランを付帯させれば、日本から海外、反対に海外から日本への発信が全て無料となります。

ただし、いくつかの注意点があります。

  • Rakuten最強プラン(データタイプ)は対象外
  • Rakuten Linkを利用する必要がある
  • 海外から海外へOS標準の電話アプリ、メッセージアプリで電話する場合はプラン対象外
  • 相手国の電話会社のガイダンスに接続された時点で、その電話会社の通信事情により通話・通信量が発生する場合がある
  • 119などの3桁番号サービスや衛星電話は海外ローミング先のネットワークによって利用できる場合とできない場合がある
  • 各種料金割引サービスの対象外
  • 対象のエリアが限られている

少し複雑な部分がありますが、重要な点は「Rakuten Link」というアプリを利用する必要があるということ。

発信 Rakuten Link利用時 OS標準の電話アプリ使用時
日本から海外へ電話 国際通話かけ放題 国際通話かけ放題対象
海外から海外(日本を含む)へ電話 国際通話かけ放題 国際通話かけ放題対象外

全ての条件で無料にできるわけではないので、この点は事前に認識が必要となります。

「Rakuten Link」アプリに関しては、次の章で解説していきます。

楽天モバイル 公式サイト

必須アプリのRakuten Link

前章では海外でのデータ通信を主に解説してきました。

ここでは、海外で通話や電話番号を使ったショートメッセージをご利用になる際に必須の、「Rakuten Link」という専用アプリについて解説していきます。

Rakuten Link同士なら通話やSMSが無料

「Rakuten Link」は楽天モバイルユーザーが認証できるアプリで、国内でも無料通話のツールとして用いられています。

このRakuten Linkは、日本国内だけでなく、海外でも使用が可能です。

国際ローミングの設定をオンにしていれば、海外にて様々な条件下で国際通話、国際SMSでのやり取りが可能となります。

料金は発生せず、インストールして設定を行えばすぐに利用できる優れたアプリです。

ただし、国際通話に関しては、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となりますので、ご注意ください。

各条件下で機能が異なる

Rakuten  Linkは国際通話や国際SMSに優れた機能ですが、以下条件で機能が異なります。

  • 海外から日本の電話番号(SMS)にかける
  • 海外から海外の電話番号(SMS)にかける
  • 海外で電話を受ける
  • Rakuten Linkアプリ同士の場合
  • 相手がRakuten Linkアプリを利用していないか
  • iPhoneのiOS版かAndroid版か

条件による違いを表にまとめました。

Android

まずはAndroidスマホを利用する場合の条件を確認していきます。

AndroidでRakuten Linkを海外で利用して通話する場合

Rakuten Linkアプリ同士の場合 相手がRakuten Linkアプリを利用していない場合
海外から日本に電話 無料 無料
海外から海外に電話 無料 国・地域別従量課金
海外で電話を受ける 無料 無料
  • (0570)などの他社接続サービス、一部特番(188)への通話は対象外

Android標準の電話アプリを海外で利用する場合

海外から日本に電話 国・地域別従量課金
海外から海外に電話 国・地域別従量課金
海外で電話を受ける 国・地域別従量課金

AndroidでRakuten Linkを海外で利用してSMSを送受信する場合

Rakuten Linkアプリした場合 Android標準のメッセージアプリを利用した場合
Rakuten Linkアプリ同士の場合 無料
海外から日本の電話番号へSMSを送信 無料 国や地域ではそれぞれの従量課金が発生
※半角・全角で金額が異なる
海外から海外の電話番号へSMSを送信 ・対象国・地域は無料
・その他の国や地域ではそれぞれの従量課金が発生
※半角・全角問わず
国や地域ではそれぞれの従量課金が発生
※半角・全角で金額が異なる
海外でSMSを受信 無料 無料

iPhone

続いては、iPhoneのOSであるiOSを利用した場合の条件を確認していきます。

iOSでRakuten Linkを海外で利用して通話する場合

Rakuten Linkアプリ同士の場合 相手がRakuten Linkアプリを利用していない場合
海外から日本に電話 無料 無料
海外から海外に電話 無料 国・地域別従量課金
海外で電話を受ける 無料 Rakuten Linkでは着信不可
※iOS標準の電話アプリでの着信となり国・地域別従量課金が発生
  • (0570)などの他社接続サービス、一部特番(188)への通話は対象外

iOS標準の電話アプリを海外で利用する場合

海外から日本に電話 国・地域別従量課金
海外から海外に電話 国・地域別従量課金
海外で電話を受ける 国・地域別従量課金

iOSでRakuten Linkを海外で利用してSMSを送受信する場合

Rakuten Linkアプリした場合 Android標準のメッセージアプリを利用した場合
Rakuten Linkアプリ同士の場合 無料
海外から日本の電話番号へSMSを送信 送受信不可 国や地域ではそれぞれの従量課金が発生
※半角・全角で金額が異なる
海外から海外の電話番号へSMSを送信 送受信不可 国や地域ではそれぞれの従量課金が発生
※半角・全角で金額が異なる
海外でSMSを受信 送受信不可 無料

このように、使っているスマホの機種や通話する相手がRakuten Linkを利用しているかしていないかでかなり機能が異なります。

便利な機能ではありますが、海外で利用される際は、事前に上記条件を把握することをおすすめします。

Rakuten Linkの設定方法

では、Rakuten Linkの設定方法をご説明していきます。

  • Android版、iPhone版で画面表示が異なる場合があります。
  1. Rakuten Linkをインストール
  2. インストール後、Rakuten Linkアプリにアクセス
  3. 利用規約に関して同意する
  4. 位置情報の協力のお願いを確認し「次へ」
  5. アプリ利用中の許可する
    • 許可しないと機能は利用できません
  6. 情報提供に同意の有無
    • 同意しなくても利用可
  7. 楽天ID、またはメールアドレスを入力
  8. パスワードを入力
  9. アクセス許可に関してを許可する
    • 許可しないと利用できません
  10. 利用している電話番号を入力
  11. SMSに届いた認証コードを入力
  12. アカウント情報を入力(プロフィール画像・名前・名前とプロフィール画像の公開範囲)

以上でRakuten Linkの初期設定は完了となりました。

渡航後は、データ通信の問題でインストールができない可能性もありますので、必ず渡航前に設定しておきましょう。

楽天モバイルを海外で利用する際の注意点

楽天モバイルを海外で利用する前に、知っておいていただきたい注意点をお伝えします。

  • 渡航前に海外用設定は絶対に行う
  • Rakuten Link以外の電話はなるべく控える
  • 国際通話・国際SMSには利用限度額がある
  • 電話のかけ方は日本と異なる
  • 渡航先がローミング可能か確認
  • フリーWi-Fiの利用は避ける

以上の点を詳しく解説していきます。

渡航前に海外用設定は絶対に行う

海外でスマホをご利用になる際は、渡航前に海外仕様の設定にする必要があります。

行う設定は以下3手順だけです。

  • 海外ローミング(データ通信)をオンにする
  • 国際通話・国際SMSをオンにする
  • 国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)をオンにする

この設定をしておかないと、海外のデータ通信を楽天モバイルの機能を使わず接続してしまうので、高額のデータ通信量が発生してしまいます。

非常に危険ですので、必ず設定するようにしてください。

Rakuten Link以外の電話はなるべく控える

海外ではRakuten Linkアプリを経由した通話やSMSのみ使用するようにしてください。

それ以外の方法ですと、従量課金などが影響し、高額請求される場合があります。

ただ、Rakuten Linkを使用しても条件次第では従量課金が発生するケースもあります。

ですので、日本の方との連絡手段は国際ローミングをした状態、もしくはWi-Fiに繋がれている状態でLINEなどのサービス利用が推奨されます。

国際通話・国際SMSには利用限度額がある

国際通話や国際SMSに関しては、Rakuten Linkアプリを使用していたとしても、条件次第では従量課金が発生する場合があります。

その発生する料金の限度額が、楽天モバイルでは20,000円と設定されています。

この利用限度額を超過した場合、その時点で国際通話・国際SMSサービスは停止されてしまいます。

こうなると、仮に従量課金が発生する状態で長時間通話をし、知らずの内に高額の通話料金となる可能性もあります。

さらに、利用を再開する場合は、全利用金額を清算する必要があります。

こちらも非常に危険ですので、注意が必要です。

電話のかけ方は日本と異なる

日本で電話をかける際は、相手の番号をスマホで入力して発信するだけですが、国際通話のかけ方はやや異なります。

例えば、海外へ渡航中に日本の090-1234-5678にかける場合は以下の手順が必要となります。

この手順の際、以下の注意点をあらかじめご認識ください。

  • 相手の電話番号が「0」で始める場合は、「0」を除いてダイヤルする
  • 海外でOS標準の電話アプリから日本の番号へ電話をかける場合は、「+」→「国番号」→「電話番号」の順で入力。「+」の代わりに「010」を利用することはできません。
  • Rakuten Linkアプリから日本の番号に電話する際は、「+または010」「国番号」は必要ありません。

渡航先が海外ローミング可能か確認

楽天モバイルの海外ローミングは多くの地域で利用が可能です。

しかし、全ての国が対象というわけではありません。

渡航してから海外ローミングが利用できなかったでは遅いので、渡航の予定が決まった段階で、海外ローミングが利用可能かどうかの確認をしておきましょう。

また、利用できる国や地域は予告なく変更される可能性もありますので、出発直前にも再度確認しておくようにしてくださいね。

現地のフリーWi-Fiの利用は避ける

海外ローミングは毎月2GBまで利用可能ですが、Wi-Fiを利用することで通信消費を抑えることができます。

しかし、フリーWi-Fiはどの地域でもインターネットセキュリティが不安定です。

近年では、世界的なデジタル化に伴い、接続時に不正な乗っ取りやアクセスが増加傾向にあります。

できるだけフリーWi-Fiの利用は避けるようにしてください。

どうしても利用したい場合は、個別で海外用のレンタルポケット型Wi-Fiを利用するか、VPNといったインターネットセキュリティを強化するサービスを併用しましょう。

楽天モバイルを海外で利用する設定

この章では、楽天モバイルを海外で利用する設定を「渡航前」「現地到着後」「帰国後」に分けてご紹介していきます。

方法や手順の流れは至って簡単ですので、海外へ渡航予定のある方は、時間に余裕があるタイミングで設定を行っておきましょう。

渡航前

まずは渡航前にしておく事の確認です。

  • Rakuten Linkアプリのインストールと初期設定
  • 海外ローミング設定
  • 国際通話・SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)設定

Rakuten Linkのインストールと初期設定は、本記事の「必須アプリのRakuten Link」の章で解説していますので、ご覧ください。

海外ローミングの設定手順は以下の通りです。

  1. my楽天モバイルにログイン
  2. メニューから契約プランページに移行
  3. 国際通話・SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)をオンにする
  4. 国際通話・SMSをオンにする
  5. 海外データローミング(データ通信)をオンにする

以上となります。

非常に簡単ですが、渡航後では通信環境の問題でmy楽天モバイルにアクセスできない可能性がありますので、必ず渡航前に行っておきましょう。

現地到着後

現地に到着後に行う設定は「端末」のローミング設定です。

渡航前に行ったのは楽天モバイルの海外ローミング設定ですので、間違えないようご注意ください。

この設定はiPhone端末とAndroid端末で操作が異なります。

iPhoneの場合

  1. 歯車の設定アイコンから設定ページに移行
  2. モバイル通信をタップ
  3. 通信のオプションを選択
  4. ローミングをオンにする

Androidの場合

  1. 歯車アイコンから設定ページに移行
  2. 「ネットワークとインターネット」ページに移行
  3. モバイルネットワークページへ
  4. ローミングをオンにする
  5. ローミング料金の発生を許可する

以上となります。

帰国後

最後に帰国後に行う設定です。

  1. my楽天モバイルにログイン
  2. 契約プランページに移行
  3. 国際通話・SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)設定をオフにする
  4. ローミングをオフにする

以上となります。

帰国後はこの設定変更を忘れがちな方が多いので、必ず通常設定に戻すことを忘れないようにしてください。

海外で楽天モバイルを利用した人の口コミ

実際に海外で楽天モバイルを利用した方の口コミをご紹介します。

X(旧Twitter)のポストを引用しています。

どの口コミでも海外での利用に満足したものが多く、調査の中で悪い評価は見当たりませんでした。

ただ、どの方も旅行や短期出張といった短い期間の滞在の場合ですので、その点はあらかじめご了承ください。

楽天モバイル 公式サイト

楽天モバイル以外の海外でスマホを利用できる方法

楽天モバイルの海外ローミング以外の方法でも、海外でスマホを利用できる手段はあります。

  • 海外用レンタルポケット型Wi-Fi
  • 格安SIM
  • 渡航先でSIM・eSIMを利用
  • 現地のWi-Fiを利用する

この章では、上記の方法について解説していきます。

海外用レンタルポケット型Wi-Fi

旅行や短期出張の際に人気の方法は、海外用のポケット型Wi-Fiをレンタルして利用することです。

サービスの中には、予約すれば空港で受取、返却可能なものもあるので、手軽に利用することができます。

基本的には、1日ごとに料金が発生するので、例えば、3日しか海外に滞在しない場合でも、1週間のみのプランしかないといったことはありません。

人気の高いレンタルWi-Fiをいくつか簡単にご紹介しましょう。

なお、料金は利用国で異なりますので、詳細は各サービスの公式サイトをご覧ください。

サービス名 プラン・料金(海外利用の場合) 対応国 受取・返却
ZEUS Wi-Fi for GLOBALl
(クラウドSIM搭載ポケット型Wi-Fi)
・300MB/日
・1GB/7日
・3GB/30日
※各地域で金額が異なる
135ヶ国 ・月額プランを契約してルーターを入手後、別途海外データプランを購入
THE Wi-Fi
(クラウドSIM搭載ポケット型Wi-Fi)
・1GB/日
・1GB/日
※各地域で金額が異なる
132カ国 ・月額プランを契約してルーターを入手後、別途海外データプランを購入
縛りなしWi-Fi
(クラウドSIM搭載ポケット型Wi-Fi)
・300MB/日
・1GB/7日
・3GB/30日
※各地域で金額が異なる
106ヶ国 ・月額プランを契約してルーターを入手後、別途海外データプランを購入
グローバルWi-Fi ・300MB/日
・600MB/日
・1.1GB/日
・無制限/日
※各地域で金額が異なる
200ヶ国 ・一部空港
・宅配
・韓国、ハワイなら現地で受取が可能
Wi-FiBOX ・500/日
・1GB/日
・無制限/日
※各地域で金額が異なる
130ヶ国 ・一部空港
・駅
・ショピングセンター

他にも種類は様々ありますので、ぜひご検討してみてください。

ただ注意点として、ポケット型Wi-Fiを利用する際は、必ず端末を機内モードに設定するなどしてください。

何らかの理由でWi-Fiの接続状態が切れてしまった場合、自動的に海外の通信回線と接続され、高額の通信費用を請求されるケースがあります。

SNS上の口コミには、上記の理由で億を超える請求が発生したケースも見られたので、十分にご注意ください。

格安SIM

格安SIMと呼ばれる中には、楽天モバイル以外にも海外で利用できるものはあります。

おすすめの格安SIMもここでご紹介します。

サービス名 サービス概要 料金プラン
ahamo ・基本プランに加入すれば、月20GBのデータ通信が利用可能
・15日目以降は速度制限が発生
通常プラン
・2,970円ahamo大盛り
・4,950円
UQ mobile ・世界データ定額国内で契約したデータ通信を海外で利用可能
・世界ダブル定額データ無制限
世界データ定額
・24時間:490円~980円世界ダブル定額
・1日24.4MBまで:1,980円
・1日24.4MB以降:2,980円
LINEMO ・世界対応ケータイ(国際ローミング)サービスに対応。
・プランによって対応国が異なる
海外あんしん定額国L
・24時間で3GB:980円海外あんしん定額国S
・24時間で1MB:1,980円海外パケットし放題
・1日25MBまで:~1,980円
・1日25MB以上:2,980円

それぞれで、データ通信のみで通話やSMS利用が不可のサービスもあるので、用途に応じてお選びいただく必要があります。

また、設定のみで利用可能なものもあれば、別途申し込みが必要となる場合がありますので、その点についても各サービスの公式サイトの概要をご覧ください。

渡航先でSIM・eSIMを利用

長期間海外に滞在される方は、渡航先にて、現地のデータ通信回線を利用できるSIMを利用する方法もあります。

SIMには以下の2つの種類があります。

カード型SIM 端末に挿入して利用するタイプのカード型。
eSIMカード 端末に内蔵されているタイプのSIM。利用する場合は端末から情報の書き換えが必要。

この方法であれば、日本のデータ通信を利用せず、海外スマホの機能を利用することができます。

ただし、海外SIMとなりますので、問い合わせや支払い先はそのSIM販売会社となりますので、ご注意ください。

また、海外で利用するための初期設定なども必要ですので、慣れていない方は他の方法を利用するようにしましょう。

現地のWi-Fiを利用する

端末の設定は機内モードにし、海外の回線を拾わないようにした状態で現地のフリーWi-Fiに繋げれば、スマホを操作することができます。

ただ、これはあくまでWi-Fiがあるエリア限定の方法です。

フリーWi-Fiがないエリアではアプリなど、通信を要するサービスは操作することができません。

また、本記事の注意点でもお伝えしましたが、フリーWi-Fiはネットセキュリティの観点から接続はおすすめできません。

楽天モバイルの海外利用についてよくある質問

最後に、楽天モバイルの海外利用についてのよくある質問について回答していきます。

LINEやYoutubeなどは利用できますか?海外ローミングをオンにして、現地の通信回線、またはWi-Fiを利用した環境であれば、利用可能です。

ただし、現地の通信回線を利用する場合は、その国のインターネット規制を確認しておく必要があります。

中国やロシアなど、インターネット統制が厳しい国では日本のアプリやサービスにアクセスできませんので、ご注意ください。

海外通話料はどのように請求されますか?仮に、従量課金が発生した場合は、毎月のご利用料金に合算されて請求となります。

渡航先でデータ通信量は確認できますか?この操作は日本と同様で、渡航先から「my楽天モバイル」にログインすれば可能です。

ホーム画面の円グラフ下の「パートナー回線(海外)」の利用状況をご確認いただけます。

通信速度に違いはありますか?どの国にでも通信環境によって繋がりにくさは生じます。

楽天モバイルは、海外ローミングによってその地域の通信に接続させる機能であり、この機能自体に通信速度への影響はありません。

ただし、1ヶ月に海外で利用できる2GBを超えた場合は、速度制限が楽天モバイルに発生しますので、ご注意ください。

緊急時はどこに問い合わせれば良いですか?海外からのお問い合わせ先の電話番号に連絡しましょう。

海外からのお問い合わせ
050-5434-4633発信する国・地域ごとに所定の通話料が発生します。営業時間:24時間(年中無休)
※Rakuten LinkやViberからの通話は、通話料無料※問い合わせはご契約者ご本人よりお願いいたします。

楽天モバイル公式サイト|お客様サポート・問い合わせページより

まとめ|楽天モバイルは海外で利用に適している

楽天モバイルは海外で利用可能です。

別途の申し込みも不要で、プランにさえ入っていればいつでも海外で使える手軽さは楽天モバイルの強みといえます。

ただし、設定や手順は簡単ですが、渡航前、現地到着後、帰国後のローミングのオンオフ設定やRakuten Linkの設定は忘れないようにしてくださいね。

旅行や出張などで、よく海外に短期滞在する方は、海外用Wi-Fiの用意や、誤った高額請求の心配が一切不要になりますので、この機会に楽天モバイルを検討してみてください。

楽天モバイルで快適でスムーズな海外でのスマホ利用を実現しましょう!

楽天モバイル 公式サイト