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月額3,278円(税込)という安さでデータを無制限に使える楽天モバイル。
乗り換えで毎月のスマホ料金を節約できるのはもちろんですが、テザリング機能(※)を活用すれば自宅のWiFi代わりとしても使えます。
光回線などを別途契約する必要がないので、家計の通信費をグッと抑えられますよ。
そこで、この記事では楽天モバイルでテザリングを活用し、自宅でWiFi代わりに使う方法を紹介します。
テザリングの注意点のほか、テザリングのデメリットを補う方法として楽天モバイルが提供しているポケット型WiFi「Rakuten WiFi Pocket」も紹介します。
楽天モバイルでテザリングを自宅WiFi代わりに使えば通信費はどれくらいお得?
自宅でインターネット環境が必要な場合、ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)やホームルーター、光回線などの契約を検討している人が多いと思います。
ここでは、それぞれどれくらいの料金がかかるのかを比較してみました。
自宅でネット環境を整える方法
- 楽天モバイルを契約したスマホでテザリングを使用する
- 楽天モバイルのポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket)を契約する
- 楽天モバイルのホームルーター(Rakuten Turbo)を契約する
- 楽天モバイルの光回線(楽天ひかり)を契約する
比較一覧表
テザリング | Rakuten WiFi Pocket | Rakuten Turbo | 楽天ひかり | |
---|---|---|---|---|
概要 | スマホのデータ通信を使って外部機器をネットに接続できる。 | ポケット型WiFi。 手軽に持ち運べて外出先でもネットに接続できる。 |
ホームルーター。 工事不要、コンセントにさすだけでネット通信を利用できる。 |
光回線を利用したインターネット回線サービス。 |
月額料金 (税込) |
無料 | 0GB〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 |
1〜6カ月目:0円 7カ月目以降:4,840円 |
マンションプラン(集合住宅):4,180円 ファミリープラン(戸建て):5,280円 ※キャンペーン利用時:6カ月間0円 |
端末代金 | ー | 1円 ※キャンペーン利用時 |
41,580円 | ー |
初期費用 | 0円 | 0円 | 契約事務手数料:3,300円 | 初期登録費:880円~1,980円 工事費:3,300円~22,000円 |
通信速度 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
通信の安定性 | △ | 〇 | ◎ | ◎ |
接続可能台数 | 5~10台 | 約16台 | 約128台 | ー |
接続範囲 | 最大10m | 最大20m | 最大200m | ー |
結論を言えば、料金的にはテザリングがもっともお得です。
テザリングは無料で使えるので、支払うのは楽天モバイルの月額料金だけでOK。
ただ、テザリングは通信速度や通信の安定性などでは劣るため、デメリットを解消したい場合はRakuten WiFi Pocketの利用を検討するといいでしょう。
Rakuten Turboや楽天ひかりは機器のスペックが高く通信の快適性は向上しますが、どちらかと言えばファミリー世帯向けです。
料金や使い勝手を考えれば、1人暮らしの人や数年ごとに転勤がある社会人の場合はテザリングかRakuten WiFi Pocketのほうがよいでしょう。
楽天モバイルで利用できるテザリングの3つの方法
楽天モバイルで利用できるテザリングには3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
テザリングを利用する際は、自分のニーズに合わせて接続方法を選ぶのがコツです。
メリット・デメリットを整理できるよう、下記の一覧表にまとめてみました。
各テザリングの特徴
接続方法 | 通信速度 | 接続台数 | セキュリティ | スマホのバッテリー消費 | 注意事項 |
---|---|---|---|---|---|
WiFi | 〇 | 5~10台 ※スマホによって異なる |
注意 | 速い | ・パスワードの設定が必要 |
USB | ◎ | 1台 | ◎ | ゆっくり | ・スマホを充電しながら使える ・USBケーブルが必要 |
Bluetooth | △ | 1台 | ◎ | ゆっくり | ・WiFiより接続が切れやすい ・接続できる範囲が狭い |
なお、楽天モバイルではどの接続方法も無料で利用できます。
ひとつずつ特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
WiFiテザリング|複数の外部機器をつなげるがセキュリティとバッテリーに注意
WiFiテザリングは、スマホを親機(アクセスポイント)として、外部機器をWiFiでつないでインターネットに接続する方法です。
複数の外部機器を同時に接続できるので、自宅でパソコンやタブレット、プリンター、ゲーム機などをネットにつなぎたいときはWiFiテザリングがおすすめです。
必要なものはスマホだけなので、外出先のネット環境がない場所でも簡単に使える点も大きなメリットです。
ただし、スマホのバッテリーの消費が激しいため長時間の利用には向いていません。
また、セキュリティにも注意が必要です。
WiFiテザリングを利用する際はパスワードを設定しますが、簡単に推測されるパスワードにしてしまうと悪意ある第三者にデータ通信を勝手に使われてしまうので注意しましょう。
USBテザリング|通信速度・安定性◎スマホを充電しながら使える
USBテザリングは、スマホと外部機器をUSBケーブル(有線)でつないでインターネットに接続する方法です。
USBケーブルを持ち歩く手間がかかりますが、有線接続のためほかの接続方法より通信速度が速く安定している点が大きなメリットです。
テザリング中でもスマホを充電できるため、テザリングを長時間使う人にも向いています。
また、WiFiテザリングよりもセキュリティ性が高いので、外出先でテザリングを使いたい人も安心して利用できるでしょう。
Bluetoothテザリング|ペアリングで簡単接続!ただし通信速度は遅め
Bluetoothテザリングはスマホと外部機器をペアリングでつなぎネットに接続する方法です。
WiFi接続のようなパスワード設定が不要で接続が簡単な点はメリットですが、ほかの接続方法よりも通信速度が遅い点がデメリットです。
WiFiテザリングよりも接続が切れやすいというデメリットもあるため、ほかの接続方法を試しても上手くつながらない場合の最終手段として使うとよいでしょう。
まとめ|自宅で使うならWiFiテザリングかUSBテザリングがおすすめ
各接続方法の特徴をまとめると、自宅で使う場合は下記の2つの方法がおすすめです。
- 複数台の外部機器を同時に使いたいならWiFiテザリング
- 通信速度・安定性を重視&長時間使いたいならUSBテザリング
ぜひ活用してみてください。
テザリングの接続方法をiPhone・Androidに分けて紹介
ここでは、テザリングの接続方法を紹介します。
iPhoneとAndroidでは接続方法が少し異なるため、分けて解説します。
スマホのバージョンによっては細かな部分が変わっている可能性がありますが、おおむね同じ方法で設定可能なので参考にしてください。
WiFiテザリング
自宅で複数の外部機器をつなぎたい場合はWiFiテザリングを活用しましょう。
パスワードは第三者に推測されにくい文字列を設定してください。
iPhoneの接続方法
iPhoneではテザリング機能は「インターネット共有」と呼ばれています。
また、iPhoneで接続できる台数は最大5台までです。
- iPhoneで「設定」を開く
- 「インターネット共有」を開く
- 「WiFiのパスワード」を設定する
- 「ほかの人の接続を許可」をONにする
- ネットに接続したい外部機器でWiFiの設定画面を開く
- 接続先一覧からiPhoneの名前を選択する
- 手順3で設定した「WiFiのパスワード」を入力する
Androidの接続方法
Androidで接続できる台数は10〜15台と、スマホによって異なります。
また、メーカーによってメニューの名称が異なる可能性があるため、スマホのマニュアルなども参考にしながら設定してください。
- Androidで「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「テザリング」を開く
- 「WiFiテザリング」をONにする
- パスワードを設定する
- ネットに接続したい外部機器でWiFiの設定画面を開く
- 接続先一覧からAndroidの名前を選択する
- 手順5で設定した「WiFiのパスワード」を入力する
USBテザリング
通信速度や通信の安定性を重視したい場合はUSBテザリングがおすすめです。
スマホの充電もできるので、長時間使いたい人もUSBテザリングを選択しましょう。
iPhoneの接続方法
iPhoneの接続方法は下記のとおりです。
- iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぐ
- iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されたら「信頼」を選択する
Androidの接続方法
Androidの接続方法は下記のとおりです。
- AndroidとパソコンをUSBケーブルでつなぐ
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「テザリング」を選択する
- 「USBテザリング」をONにする
Bluetoothテザリング
上記の2つの接続方法が上手く使えない場合はBluetoothテザリングを試してみましょう。
なお、ペアリングの作業が必要なのは初回のみで、2回目以降は自動的に接続されます。
iPhoneの接続方法
iPhoneの接続方法は下記のとおりです。
- iPhoneで「設定」を開く
- 「Bluetooth」をONにする
- パソコンで「設定」→「デバイス」を開く
- Bluetoothの追加アイコンをタップしてiPhoneの名前を選択する
- iPhoneとパソコンに同じパスコードが表示されていることを確認する
- iPhoneで「ペアリング」、パソコンで「接続」を選択する
- iPhoneで「設定」を開く
- 「インターネット共有」を開く
- 「ほかの人の接続を許可」をONにする
- パソコン画面の右下メニューにあるBluetoothアイコンを右クリックする
- 「パーソナルエリアネットワークへ参加」を選択する
- 「iPhone」を右クリックして「接続方法」から「アクセスポイント」を選択する
Androidの接続方法
Androidの接続方法は下記のとおりです。
- パソコンで「設定」→「Bluetoothとデバイス」を開く
- BluetoothをONにする
- Androidで「設定」→「接続設定」→「新しいデバイスとペア設定」を開く
- 「使用可能なデバイス」にパソコンの名前が表示されたらタップする
- パソコンに「デバイスの追加」という通知が現れたらクリックする
- Androidとパソコンに同じパスコードが表示されていることを確認する
- Androidで「ペア設定する」をクリックし、パソコンで「接続」を選択する
- Androidで「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「テザリング」を開く
- 「Bluetoothテザリング」をONにする
- パソコンで「設定」→「Bluetoothとその他のデバイス」を選択する
- 「デバイスとプリンター」で接続したいデバイスのアイコンを右クリックする
- 「接続方法 」→「アクセスポイント」を選択する
楽天モバイルを自宅のWiFi代わりに使うメリット
楽天モバイルでテザリングを活用し、自宅のWiFi代わりに使う際の主なメリットは下記のとおりです。
- 月額3,278円でスマホもネットも使い放題
- 楽天モバイルを契約後すぐに使える
- 開通工事やほかの通信機器が不要
- 初期費用・解約金が0円
- 契約期間の縛りがない
- 普段使いに十分な速度が出る
詳しく解説します。
月額3,278円でスマホもネットも使い放題!
楽天モバイルを自宅のWiFiとして使う最大のメリットは、料金の安さです。
記事の冒頭でも紹介しましたが、テザリングの利用には料金がかからないので、支払うのは楽天モバイルの月額料金だけでOK。
月額3,278円(税込)でスマホも自宅のネットも使い放題にできますよ。
さらに、データをあまり使わなかった月は20GBまでなら2,178円、3GBまでなら1,078円と勝手に安くなるのも嬉しいポイントです。
ポケット型WiFiやホームルーター、光回線などを契約するより圧倒的に安いので、通信費を節約したい人は検討してみましょう。
回線契約後すぐに使える!開通工事やほかの通信機器は不要
楽天モバイルのテザリング機能は事前の申し込みが不要で、楽天モバイルの契約後すぐに使えるのが大きなメリットです。
光回線の契約では開通工事が必要ですが、実際に開通するまでには1カ月以上かかるケースがあります。
また、テザリングではポケット型WiFiやホームルーターのような通信機器も必要ないので、手元に送られてくるのを待つ必要もありません。
USBテザリングではケーブルが必要ですが、WiFiテザリングやBluetoothテザリングはスマホ本体だけあればOK。
自宅でも外出先でも手軽に利用できますよ。
「楽天モバイル契約後にすぐにネットを使いたい」「余計な機器を増やしたくない」という人におすすめです。
初期費用も解約金も0円!契約期間の縛りもなし
ポケット型WiFiやホームルーター、光回線の契約では月額料金以外に契約事務手数料や端末代金、工事費用などが発生します。
ですが、楽天モバイルではこれらの初期費用は発生しません。
また、楽天モバイルでは光回線契約でよく見られる最低契約期間の縛りもありませんし、解約金も発生しません。
いつでも好きなときに契約でき、好きなタイミングで簡単に解約できるのが大きなメリットです。
普段使いに十分な速度が出る
当サイトで楽天モバイルのスピードテストを実施したところ、時間帯によって差があるものの、普段使いとしては十分な速度が出ることがわかりました。
当サイト速度ランキング | ||||
平均速度 | 昼休み時間の平均速度 | |||
59.1 | 12.3 | |||
8時 | 12時 | 15時 | 18時 | 22時 |
33.0 | 12.3 | 67.3 | 128.1 | 55.1 |
平均速度は59.1Mbpsでしたが、一般的に安定して50MbpsほどあればメッセージやSMSのやりとり、ネット検索やビデオ通話、動画視聴などは問題なく利用できます。
YouTubeの推奨速度は4Kの高画質で20Mbpsなので、15時以降は快適に視聴できるでしょう。
お昼の12時に10Mbps程度まで速度が落ちる点が気になりますが、これはお昼休みに一気にネットを利用するユーザーが増え、回線が混雑することが原因です。
ですが、10Mbps程度の速度が出ればメッセージやSMSのやりとり、ネット検索などは利用できます。
YouTubeでは解像度1080pの推奨速度は5Mbpsなので、画質を下げれば動画視聴もできるでしょう。
しかしながら、時間帯を問わず高画質で動画を見たい人やオンラインゲームをしたい人にとっては現状の速度は物足りないかもしれません。
ただ、楽天モバイルでは現在進行形で通信状況の改善に取り組んでいます。
2024年6月27日からはプラチナバンドの提供も始まったので、屋内での通信状況の改善も期待できます。
今後の動向にも注目してみましょう。
楽天モバイルでテザリングを使うときの注意点は?
次に、楽天モバイルでテザリングを使うときの注意点について紹介します。
- スマホバッテリーの消費が早い
- 通信速度や通信の安定性はほかの方法より劣る
- 通信制限がまったくかからないわけではない
- エリアによってはつながりにくい可能性がある
対策方法も合わせて紹介しますが、使い方によってはテザリング以外の手段を使用した方がいいケースもあります。
ひとつずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。
スマホバッテリーの消費が早い
テザリングを使うと、通常よりもスマホのバッテリーの消費が早くなります。
テザリングでつなぐ外部機器が1台であればそれほど負荷はかかりませんが、WiFiテザリングを使って複数台の機器をつなぐ場合は要注意です。
テザリングの使用頻度が多い場合はバッテリー自体の劣化も早くなるので注意してください。
テザリングを長時間使う、またはテザリングを使う頻度が多い場合は、下記のいずれかの対策をしておきましょう。
- テザリング中に給電できるUSBテザリングを使う
- モバイルバッテリーを使う
- ポケット型WiFiを使う(Rakuten WiFi Pocketがおすすめ)
通信速度や通信の安定性はほかの方法より劣る
自宅のネット環境を整える手段としてテザリングやポケット型WiFi、ホームルーターや光回線などの方法がありますが、通信速度・通信の安定性を考えるとテザリングがもっとも劣ります。
複数台の外部機器をつなぐと通信速度は遅くなりがちです。
USBテザリングを使えば比較的通信速度が速く安定していますが、接続できる外部機器は1台のみです。
複数台の外部機器をつないで通信速度なども重視したい場合は、テザリング以外の手段を検討したほうがよいでしょう。
- 比較的通信速度が速いUSBテザリングを使う
- テザリング以外の手段を検討する
通信制限がまったくかからないわけではない
楽天モバイルは格安料金でデータ容量を無制限に使える点が大きな魅力です。
ただ、公式ホームページには「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」と記載されています。
つまり、まったく通信制限がかからないというわけではないということです。
現在は撤廃されましたが、過去には1日に10GB以上のデータ容量を使うと通信制限措置がとられていました。
日常的に使う範囲では問題ないと思いますが、オンラインゲームなど大量のデータ通信が必要な場合は、通信制限の心配がない光回線などを利用したほうがいいかもしれません。
- テザリング以外の手段を検討する
エリアによってはつながりにくい可能性がある
楽天モバイルは人口カバー率が99.9%を超えていますが、エリアによってはつながりにくいと言われています。
ただ、現在楽天モバイルでは基地局新設や5Gサービスエリア拡大など通信状況の改善に取り組んでいるので、今後少しずつ改善していくことが期待されます。
これまでは屋内でつながりにくいと言われてきましたが、2024年6月27日からはプラチナバンドの提供も始まったので、屋内の通信状況も改善されるでしょう。
もし、自宅エリアできちんとつながるかを確かめたい場合はお試しプランの利用をおすすめします。
お試しプランではデータ通信専用プラン(3GB)を実質無料で利用できますし、通信状況に問題が無ければそのまま本契約に進めますよ。
うまくつながらなかった場合は、ほかの格安SIMを検討してみましょう。
大容量プランを契約してテザリングを利用したい場合は、100GBを月額4,950円で利用できるahamoがおすすめです。
自宅WiFiとして使いたいならRakuten WiFi Pocketもおすすめ
前項では楽天モバイルでテザリングを使う際の注意点を説明しましたが、「自分の使い方ではテザリングは向かないかも」という人もいたのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、楽天モバイルが提供しているポケット型WiFiのRakuten WiFi Pocketです。
バッテリーや通信速度におけるテザリングのデメリットをカバーできるうえ、他社のポケット型WiFiよりもお手頃価格で利用できますよ。
ここでは、Rakuten WiFi Pocketの特徴を紹介します。
それぞれ向いている人の特徴も紹介するので、自分に合う方法がどちらか判断する参考にしてくださいね。
Rakuten WiFi Pocketの特徴を紹介
Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルが提供しているポケット型WiFiです。
ポケット型WiFiは手軽に持ち運べて、いつでも外部機器をインターネットにつなぐことが可能です。
Rakuten WiFi Pocketの基本スペックは下記のとおりです。
スペック一覧
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約64.8 × 約107.3 × 約15 (mm) |
重さ | 約107g |
接続可能台数 | 最大16台 |
通信可能時間 | 最大約10時間 |
バッテリー容量 | 約2,520mAh |
付属品 | USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイド |
その他の機能 | QRコードの読み込みで簡単にスマホと接続可能 |
ここでは、Rakuten WiFi Pocketの特徴について紹介します。
月額料金が安い!無制限に使えて最大3,278円
Rakuten WiFi Pocketは月額料金の安さが魅力です。
楽天モバイルと同様の料金体系を採用しており、実際に使ったデータ容量に応じて料金が決まります。
Rakuten WiFi Pocketの月額料金
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
~3GB | 1,078円 |
3GB~20GB | 2,178円 |
20GB~(無制限) | 3,278円 |
あまりデータを使わなかった月は勝手に料金が安くなるので、データ消費量にバラつきがある人でも料金が無駄になりません。
そして、データ容量を無制限に使っても月額3,278円という安さ。
これは、他社のポケット型WiFiと比べてもかなりリーズナブルです。
下記に、データ容量が大容量〜無制限で使える人気ポケット型WiFiの料金をまとめてみました。
料金比較
サービス名 | 月間データ量 | 最安月額料金 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket | 無制限 | 1,078円~3,278円 | なし |
Broad WiMAX (契約期間縛りなし) |
無制限 | 初月:1,397円 1~36カ月:3,960円 36カ月~:4,950円 |
なし |
Broad WiMAX (2年契約) |
無制限 | 初月:1,397円 1~36カ月:3,773円 36カ月~:4,818円 |
2年間 |
UQ WiMAX | 無制限 | ~13カ月:4,268円 14カ月~:4,950円 |
なし |
GMOとくとくBB | 無制限 | 初月:1,375円 2カ月~:4,807円 |
なし |
Y!mobile | 無制限 | 4,818円 | なし |
AiR-WiFi | 100GB | 3,245円 | 1年更新 |
MUGEN WiFi | 100GB | 3,300円~ | 2年間 |
THE WiFi | 100GB | 3,828円 | プランによる |
データ容量を無制限に使えるポケット型WiFiで比べてみると、Rakuten WiFi Pocketは最安料金で利用できることがわかります。
他社のポケット型WiFiで見られる「3日間で10GBまで」というような容量制限もないので、快適に使えるでしょう(※)。
本体価格が破格の1円キャンペーン開催中
Rakuten WiFi Pocketの本体価格は7,980円(税込)です。
ですが、新規契約や他社からの乗り換え(MNP)などで楽天モバイルと同時契約した場合は7,979円割引が適用され、本体を1円で購入できます(1人1台まで)。
ネット環境を整えるのになるべくコストをかけたくない人には嬉しいキャンペーンですよね。
ただし、新規契約時にお得にスマホ端末を購入できるキャンペーンなど、一部併用できないキャンペーンもあるので要注意です。
契約事務手数料や解約金が0円!最低契約期間の縛りもなし
一般的に、ポケット型WiFiでは契約時に3,000円程度の契約事務手数料が発生するケースが多いです。
ですが、Rakuten WiFi Pocketでは契約事務手数料を始めとする初期費用が0円。
さらに、最低契約期間の縛りもなく、解約金も発生しません。
楽天モバイル同様、契約のハードルが低いうえに、いつでも好きなときに解約できますよ。
月額料金も安く、端末代金も1円にできるので、料金面でかなりメリットがあるポケット型WiFiと言えます。
5G通信は利用できないものの日常使いには十分な速度が出る
ひとつ注意してほしいのは、楽天モバイル自体は5G通信に対応していますがRakuten WiFi Pocketは対応していないという点です。
ただ、日常使いするには十分な速度が出ているので、それほど大きな問題にはならないでしょう。
下記は、Rakuten WiFi Pocketの直近3カ月の平均速度です。
Rakuten WiFi Pocketの通信速度
- 平均ダウンロード速度:29.75Mbps
- 平均アップロード速度:20.48Mbps
平均でダウンロード速度が30Mbps出ていれば、メッセージやSNS、ビデオ通話や動画視聴などの用途では問題ありません。
仕事でウェブ会議に参加する人も多いと思いますが、ウェブ会議の推奨速度は15Mbps以上です。
YouTubeで4Kの高画質を視聴する場合の推奨速度は20Mbpsなので、動画視聴も問題ありません。
アクションゲームのような複雑な動きのゲームでは50Mbps以上の速度が必要になるケースも多いので注意が必要ですが、日常的な使用範囲では問題ないでしょう。
主なサービスの速度
速度制限 | 理論値(下り) | 平均下り速度 | 制限時の速度 | 低速モードの速度 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 400Mbps | 25.83Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
Y!mobile | 75Mbps | 51.06Mbps | 1Mbps※1 | – |
UQ mobile | 225Mbps | 43.5Mbps | 1Mbps | 1Mbps※2 |
mineo | 708Mbps | 29.22Mbps (Dプラン) |
200kbps | 200kbps |
BIGLOBEモバイル | 958Mbps | 24.68Mbps | 200kbps※3 | – |
IIJmio | 1288Mbps | 41.94Mbps (タイプD) |
300kbps | 300kbps |
y.u mobile | 788Mbps | 60.86Mbps | 128kbps | – |
HISモバイル | 958Mbps | 58.64Mbps | 200kbps※4 | – |
nuroモバイル | 150Mbps | 19.66Mbps | 200kbps | – |
LIBMO | 375Mbps | 45.96Mbps | 128kbps | 128kbps |
イオンモバイル | 1288Mbps | 36.54Mbps | 200kbps | 200kbps |
OCN モバイル ONE | 988Mbps | 54.68Mbps | 200kbps | 200kbps |
LinksMate | 988Mbps | 46.79Mbps | 1Mbps※5 | – |
J:COM MOBILE | 150Mbps | 55.62Mbps | 1Mbps※6 | – |
QTモバイル(新) | 375Mbps(D)、225Mbps(A)、612Mbps(S) | 18.56Mbps | 200kbps | – |
DTI SIM | 370Mbps | 58.55Mbps | 200kbps | – |
エキサイトモバイル | 1288kbps(docomo)、958Mbps(au) | 62.96Mbps | 200kbps | 200kbps (ON-OFF切り替え可) |
- 1 「スマホベーシックプランM/R」「シンプルM/L」は1Mbps、「スマホベーシックプランS」「シンプルS」は300kbps、それ以外は128kbps
- 2 「スマホプランR」では1Mbps、それ以外は300kbps
- 3 「100MBプラン」「500MBプラン」の場合は64kbps
- 4 ドコモ回線利用時200kbps、ソフトバンク利用時は128kbps
- 5 20GBプラン以上の場合。未満だと200kbps
- 6 10、20GBプランの場合、それ以外は200kbps
なお、楽天モバイルでは現在5Gサービスエリアの拡大に力を入れているため、今後、5G通信に対応したポケット型WiFiが登場するかもしれません。
テザリングとRakuten WiFi Pocket、自分に向いているのはどっち?
ここまでテザリングとRakuten WiFi Pocketの特徴を紹介してきました。
「結局どちらがいいか選べない」という人のために、それぞれのサービスが向いている人の特徴をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
テザリングが向いている人の特徴
楽天モバイルでテザリングの利用が向いている人の特徴は下記のとおりです。
特徴
- 通信費をできるだけ安く抑えたい人
- ポケット型WiFiを持ち歩くのが面倒な人
- 接続する外部機器の数がそれほど多くない人
- テザリングの利用時間が比較的短い人
- 自宅でリモートワークはしない人
家計全体の通信費を節約したい人は、テザリングの利用がおすすめです。
楽天モバイルの月額料金だけでスマホも自宅のネット環境もまかなえるので、コスパは抜群です。
データを使わなかった月は自動的に安くなるのも嬉しいポイントです。
スマホがあればテザリングを利用できるので、ポケット型WiFiなどの機器を持ち歩く必要もありません。
ただし、接続する外部機器の数が多すぎると通信速度が低下する可能性があるので、パソコン1台やタブレット1台など、接続台数が少なくても大丈夫な人向けです。
また、テザリングの利用が多い、利用時間が長い場合にはスマホのバッテリー劣化が早まる可能性もあるので、比較的短時間の利用がおすすめです。
そのため、1日中テザリングをつなぐ必要があるリモートワークなどで利用したい場合はほかの方法を検討したほうがよいでしょう。
Rakuten WiFi Pocketが向いている人の特徴
Rakuten WiFi Pocketの利用が向いている人の特徴は下記のとおりです。
特徴
- 料金より通信速度や安定性を重視したい人
- ネットを利用する時間が長い人
- リモートワークでネット環境が必要な人
- 複数の外部機器を同時にネットにつなぎたい人
- スマホのバッテリー消費を抑えたい人
Rakuten WiFi Pocketでは、楽天モバイルのスマホ料金とは別に月額料金が発生します。
テザリングよりはコストがかかりますが、その分、通信速度や通信の安定性の面ではテザリングより優れています。
ネットを利用する時間が長くても安心して利用できるので、自宅でリモートワークをする機会が多い人にもおすすめですよ。
Rakuten WiFi Pocketでは最大16台まで外部機器をつなげるので、複数の機器をつなぎたい人にも向いています。
2人以上で暮らしている人も接続機器が多いと思うので、テザリングよりポケット型WiFiのほうがよいでしょう。
楽天モバイルを自宅WiFiとして使えばコスパ最強
今回は、楽天モバイルを自宅WiFiとして使う方法について紹介しました。
テザリング機能を活用すればスマホの月額料金だけで自宅のネット環境もまかなえるので、通信費を節約したい人におすすめです。
楽天モバイルは初期費用や解約金などもかからないので始めやすいでしょう。
ただ、自宅でのネットの使い方によってはテザリングよりポケット型WiFiを使った方が良いケースもあります。
Rakuten WiFi Pocketであれば他社のポケット型WiFiよりもお得に利用できるので、自分のニーズに合わせて検討してみてくださいね。