LINEMOの通話オプションは利用すべき?安くかけ放題を使いたい人におすすめの格安SIMを紹介

BIGLOBEモバイル

<PR>
本ページはプロモーションが含まれています。

「ある程度通話を利用するけど、LINEMOの通話オプション(かけ放題)を利用すべきか分からない」と悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。

この記事では、どんな人がLINEMOのかけ放題プランを利用するとお得なのかを調べてみました。

また、安くかけ放題を利用したい人向けに、LINEMOより安い料金でかけ放題プランを使える格安SIMについても調べてみました。

LINEMOは通信速度が速く月額料金も安い格安SIMですが、最安料金でかけ放題プランを使いたい場合はLINEMO以外も検討してみることをおすすめします。

かけ放題プランは種類が多いうえにキャリアによって特徴が違うので、この記事を参考にして自分の使い方に合ったプランを選んでくださいね。

LINEMO 公式サイト

  1. LINEMOの通話オプションに加入したほうがお得な人の特徴を紹介
    1. 5分かけ放題は月12分30秒以上通話する人におすすめ
    2. 完全かけ放題は月37分30秒以上通話する人におすすめ
    3. LINEMOなら通話オプションが7ヶ月目まで無料・割引あり
    4. LINEMOでかけ放題を使うのがおすすめなのはこんな人
  2. LINEMOの通話料・通話オプションを確認しておこう
    1. 料金プラン・通話料・かけ放題プラン
    2. 国際通話
    3. SMS送信料
    4. 留守電パック
    5. LINEアプリでの音声通話・ビデオ通話は無料(LINEギガフリー)
  3. 最安でかけ放題を使える格安SIMは?おすすめを紹介
    1. 5分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介
      1. 最安はpovoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要
      2. データ通信が0.1GBで足りるならHISモバイル
      3. ある程度データ容量も使いたいならLINEMOかahamoがおすすめ
    2. 10分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介
      1. 最安はmineoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要
      2. バランスの良さで選ぶならIIJmioがおすすめ
      3. 楽天モバイルも安いが利用エリアには注意が必要
    3. 完全かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介
      1. 最安は楽天モバイルだが通話品質・エリアに注意
      2. mineo・povoは安いがデータ通信を使うなら追加料金が必要
      3. バランスの良さで選ぶならHISモバイルがおすすめ
    4. 月に60分・90分の通話で足りるなら通話パックという選択肢も
    5. 60歳以上なら完全かけ放題がお得になる格安SIMも魅力
  4. 格安SIMの通話オプションを利用する際の3つの注意点
    1. 通話方式によって通話品質が変わる!プレフィックス番号・IP電話は注意しよう
      1. 通話品質を重視したいなら音声通話方式を選ぼう
      2. プレフィックス番号・IP電話は通話料が安いが通話品質は落ちる
    2. かけ放題の対象外になるサービスがある
    3. 制限時間を超えると通話料金が発生する
  5. LINEMOの通話オプションでよくある質問
  6. まとめ

LINEMOの通話オプションに加入したほうがお得な人の特徴を紹介

どれくらい通話を利用する人が通話オプションに加入するべきなのか、基準に悩みますよね。

ここでは、それぞれの通話オプションを利用すべき通話時間の基準を計算してみました。

1ヶ月の通話時間や1回あたりの通話時間など、自分の通話時間をベースに照らし合わせてみてください。

なお、LINEアプリでの通話がメインの人であれば通話オプションに入る必要はありません

5分かけ放題は月12分30秒以上通話する人におすすめ

LINEMOの5分かけ放題(通話準定額)は、月額550円で1回あたり5分以内の通話が何回かけても無料になります。

通話時間に換算すると、5分かけ放題の利用がおすすめな人は下記のとおりです。

5分かけ放題プランの利用がおすすめな人
  • 月の通話時間が12分30秒以上

または

  • 1回1分の通話が月13回以上
  • 1回5分の通話が月3回以上

ちょっとした確認や連絡に通話を利用する人、家や病院などの固定電話宛に電話をかける人など、5分未満の通話が多い人はオプションに加入したほうがお得ですよ。

なお、5分をすぎた場合は30秒あたり22円の通話料がかかる点には注意してください。

完全かけ放題は月37分30秒以上通話する人におすすめ

LINEMOの完全かけ放題(通話定額)は、月額1,650円で通話時間・回数が無制限でかけ放題になります。

通話時間に換算すると、完全かけ放題の利用がおすすめな人は下記のとおりです。

完全かけ放題プランの利用がおすすめな人
  • 月の通話時間が37分30秒以上

または

  • 1回1分の通話が月38回以上
  • 1回5分の通話が月8回以上
  • 1回10分の通話が月4回以上

電話で仕事の打ち合わせをする人や、家族や友人と長電話をする人、コストを気にせず通話したい人などはオプションに加入したほうがお得です。

LINEMOなら通話オプションが7ヶ月目まで無料・割引あり

LINEMOでは通話オプションが無料〜割引価格で利用できるキャンペーンを実施しています(終了日未定)。

対象になる契約はLINEMOの新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、ソフトバンクまたはワイモバイルからの乗り換えです。

LINEMOの契約月を1ヶ月目として、7ヶ月目まで下記の料金で利用できますよ。

  • 5分かけ放題(通話準定額)
    • 月額550円→契約7ヶ月目まで無料
  • 完全かけ放題(通話定額)
    • 月額1,650円→契約7ヶ月目まで税込1,100円/月

どちらのプランもかなりお得に利用できることがわかります。

なお、キャンペーンを適用したときの料金は下記のとおりです。

ミニプラン3G

オプション 利用なし 5分かけ放題 完全かけ放題
~7ヶ月目 990円 990円 2,090円
8ヶ月目~ 990円 1,540円 2,640円

スマホプラン(20GB)

オプション 利用なし 5分かけ放題 完全かけ放題
~7ヶ月目 2,728円 2,728円 3,828円
8ヶ月目~ 2,728円 3,278円 4,378円

LINEMOでかけ放題を使うのがおすすめなのはこんな人

LINEMOの特徴を踏まえると、LINEMOでかけ放題を使うのがおすすめな人の特徴は下記のとおりです。

LINEMOのかけ放題がおすすめな人
  • ある程度データ通信も使いたい人
  • データ通信は高速通信を利用したい人
  • LINEアプリの利用が多い人
  • 月の通話時間が12分30秒以上→5分かけ放題プラン
  • 月の通話時間が37分30秒以上→完全かけ放題プラン

ただ、通話利用がメインなら、LINEMOよりお得に利用できる格安SIMがあります。

気になる人は後述する最安でかけ放題を使える格安SIMもチェックしてくださいね。

LINEMO 公式サイト

LINEMOの通話料・通話オプションを確認しておこう

LINEMOの通話料や通話オプションの内容を簡単に確認しておきましょう。

料金プラン・通話料・かけ放題プラン

LINEMOの各種料金は下記のとおりです。

LINEMOの料金表

内容 料金
料金プラン ミニプラン(3GB):月額990円
スマホプラン(20GB):月額2,728円
基本通話料 30秒あたり22円
5分かけ放題(通話準定額) 月額550円※5分超過時は30秒あたり22円の通話料が発生
完全かけ放題(通話定額) 月額1,650円

LINEMOには2つの料金プランがありますが、どちらを選んでも通話料は同じです。

なお、通話オプションでかけ放題を利用すると規定時間内での通話は定額で利用できますが、一部対象外になる通話がある点に注意しましょう。

かけ放題プランの対象外になるケース
  • 海外から電話をかける場合:「国際ローミング通話料」が発生します。
  • 国内から海外へかける場合:「国際電話通話料」が発生します。
  • 0570(ナビダイヤル):既定の通話料が発生します。
  • 104(電話番号案内):通話料のほか利用料金が発生します。
  • LINEMO指定の電話番号:通話料が発生します。
  • SMS送信料:文字数に応じて1通あたり3.3円~ 33円

国際通話

国際通話はかけ放題プランの対象外です。

通話料金は発信する国やエリアによって大きく異なります。

近年日本人の渡航が多い国の通話料金を下記に挙げたので、参考にしてください。

なお、LINEMOで国際通話をする場合は申し込み手数料や月額料金はかかりません。

主要国の通話料金

渡航先 通話料金(円/30秒)
イギリス・イタリア・ドイツ・フランス 119円
韓国・台湾・香港・タイ・ベトナム・オーストラリア 99円
フィリピン 94円
シンガポール 89円
ニュージーランド 50円
カナダ 49円
アメリカ本土 39円
ハワイ・グアム 36円

なお、国際通話のかけ方は下記の公式ホームページを参考にしてください。

SMS送信料

SMS送信料もかけ放題プランの対象外です。

SMSの送信料は文字数に応じて1通あたり3.3円〜 33円がかかります。

全角文字(ひらがな・漢字など)なら最大670文字、半角文字なら最大1,530文字まで1度に送信できます。

海外にいる人とSMSのやりとりをする際は1通あたり100円の送信料が発生します。

なお、受信料はいずれも無料です。

留守電パック

LINEMOでは月額220円で留守電パックを利用できるようになりました。

パックに含まれるサービスは以下のとおりです。

留守電パック
  • 留守番電話サービス:メッセージを30件まで、最大72時間預かるサービス。
  • 着信転送サービス:着信時に指定の転送先へ送るサービス。
  • 着信お知らせ機能:圏外時や電源OFF時の着信・伝言メッセージを通知するサービス。

ほかの格安SIMの留守電サービスは月額330円程度が標準なので、月額220円で利用できるのはお得です。

LINEアプリでの音声通話・ビデオ通話は無料(LINEギガフリー)

LINEMOではLINEアプリのデータ通信量をゼロにできるLINEギガフリーを利用できます。

一部対象外になる機能はありますが、トークや音声・ビデオ通話などのメイン機能はデータ容量を消費せずに使えますよ。

そのため、普段の通話がLINEアプリで済む人であれば、通話料もデータ通信量もかかりません。

月の契約データ容量を使い切って速度制限がかかっている状態でも、LINEアプリのデータ通信は高速通信のままで使えるのも嬉しいポイントです。

LINEギガフリーの対象外になる機能は下記の公式ホームページで確認してください。

最安でかけ放題を使える格安SIMは?おすすめを紹介

通話をメインで使いたい人は、どの格安SIMなら最安料金で使えるかが気になりますよね。

最安で通話かけ放題が使える格安SIMを探すときは、月額料金と合算したうえで比較することが重要です。

ここでは、料金と格安SIMの特徴を踏まえ、かけ放題を使うときにおすすめの格安SIMを紹介します。

5分かけ放題、10分かけ放題、完全かけ放題に分けて解説するので参考にしてくださいね。

5分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介

人気格安SIMの最安料金と5分かけ放題を合算した金額をまとめてみました。

5分かけ放題が使えるプラン

スクロールできます
格安SIM 利用回線 最安プラン 5分かけ放題 合計月額 通話品質 留守番電話
povo au 0円:最大通信速度128kbps 550円 550円 330円
HISモバイル ドコモ、ソフトバンク 290円:0.1GB 500円 790円 385円
LINEMO ソフトバンク 990円:3GB 550円
※7ヶ月まで無料
~7ヶ月目:990円
8ヶ月目~:1,540円
220円
楽天モバイル 楽天 1,078円(968円):3GB アプリ利用時無料 1,078円(968円) 無料
NUROモバイル ドコモ、ソフトバンク、au 792円:3GB 490円 1,282円 330円
イオンモバイル ドコモ、au 803円:0.5GB 550円 1,353円 330円
IIJmio ドコモ、au 850円:2GB 500円 1,350円 330円
irumo ドコモ 550円:0.5GB 880円 1,430円 330円
エキサイトモバイル ドコモ 690円:3GB 759円(3分) 1,449円(3分) 385円
LIBMO ドコモ 980円:3GB 550円 1,530円 319円
J:COM MOBILE ドコモ、au 1,078円:1GB 550円 1,628円 330円
BIGLOBEモバイル ドコモ、au 1,078円:1GB 660円(3分) 1,738円(3分) 330円
ahamo ドコモ 2,970円:20GB 0円 2,970円 なし
5分かけ放題が使えるプラン
  • カッコ内は割引を利用した場合の最安料金
  • ◎:VoLTE(HD+)対応、〇:VoLTE対応、△:プレフィックス番号付与

最安はpovoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要

5分かけ放題を最安で利用したいならpovoがおすすめです。

povoは基本料金が0円で、必要なプランのみをトッピングするプリペイド式のプランです。

データ容量をまったく使わないなら、5分かけ放題のトッピング料550円だけで利用できます。

通話規格「VoLTE」に対応しているので、auと同じ品質で利用できますよ。

ただし、注意点が2つあります。

1つ目の注意点は、データ通信を利用したいなら別途トッピング料金が必要になること。

トッピングできる主なデータプランは下記のとおりです。

データプランの例
  • データ使い放題:330円/回(24時間限定)
  • 1GB:390円/回(7日間限定)
  • 3GB:990円/回(30日間限定)

選択肢によっては、ほかの格安SIMのほうが5分かけ放題を安く使える可能性があります。

必要な分のみを購入するため無駄なく使える点が大きなメリットですが、有効期限を意識してその都度トッピングを購入しなくてはならないので手間がかかるのは事実です。

使い慣れると料金の節約には最適な格安SIMですが、ある程度玄人向けのプランと言えるでしょう。

2つ目の注意点は、180日以内に「トッピングの購入」か「合計660円以上の利用料金」がない場合は利用停止または契約解除になること。

毎月5分かけ放題を利用する場合は心配する必要はありませんが、使わないときは0円で維持したい人は念のため覚えておいてください。

povo アプリをダウンロード

データ通信が0.1GBで足りるならHISモバイル

HISモバイル

データ通信量が0.1GBで足りる場合はHISモバイルがおすすめです。

HISモバイルの最安プランは「自由自在プラン」の1GB(月額550円)ですが、月のデータ消費量が0.1GB未満の場合には290円まで安くなります。

かけ放題とセットにしても790円なので、お得に利用できますよ。

0.1GB以上使う場合はかけ放題と合わせて合計1,050円になるので注意しましょう。

なお、HISモバイルはMVNO系の格安SIM(※)としては珍しく通話規格「VoLTE(HD+)」に対応しています。

大手キャリア並みの品質で通話を利用できるので、通話の機会が多い人でも安心です。

※MVNO系の格安SIMとは 大手キャリアから通信回線を借りてサービスを提供している通信会社のこと。大手キャリア(サブブランドを含む)よりも通信速度や通話品質などは落ちるが、そのかわり料金が安い傾向にある。

HISモバイル 公式サイト

ある程度データ容量も使いたいならLINEMOかahamoがおすすめ

通話だけではなくデータ容量も使いたいなら、LINEMOかahamoを検討してみましょう。

3GBならLINEMO20GBならahamoがおすすめです。

LINEMOは7ヶ月目まで5分かけ放題料金550円が無料になりますし、ahamoはそもそも5分間の無料通話が月額料金に含まれています。

両社ともに品質が良い通話規格「VoLTE(HD+)」に対応しているので、快適な通話ができますよ。

格安プランながら通信速度もかなり速いので、使い勝手は良いでしょう。

10分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介

人気格安SIMの最安料金と10分かけ放題を合算した金額をまとめてみました。

10分かけ放題が使えるプラン

格安SIM 利用回線 最安プラン 10分かけ放題 合計金額 通話品質 留守番電話
mineo ドコモ、ソフトバンク、au 250円
※最大通信速度32kbps
550円 800円 319円
IIJmio ドコモ、au 850円:2GB 700円 1,550円 330円
楽天モバイル 楽天 1,078円(968円):3GB 1,100円(15分)
※1ヶ月無料
1ヶ月目:1,078円(968円)
2ヶ月目~:2,178円(2,078円)
無料
NUROモバイル ドコモ、ソフトバンク、au 792円:3GB 880円 1,672円 330円
イオンモバイル ドコモ、au 803円:0.5GB 935円 1,738円 330円
LIBMO ドコモ 980円:3GB 770円 1,750円 319円
BIGLOBEモバイル ドコモ、au 1,078円:1GB 913円 1,991円 330円
Y!mobile ソフトバンク 2,365円(1,078円):4GB 880円 3,245円(1,958円) 330円
UQモバイル au 3,278円:20GB 0円 3,278円 330円
  • カッコ内は割引を利用した場合の最安料金
  • ◎:VoLTE(HD+)対応、〇:VoLTE対応、△:プレフィックス番号付与

最安はmineoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要

試算した結果、10分かけ放題が最安料金で使えるのはmineoでした。

mineoはドコモ、ソフトバンク、auの3大キャリアに対応しているので、自宅や職場でつながりやすい回線を選べる点が大きなメリットです。

今回はmineoの最安プラン「マイそく」の「スーパーライトプラン(最大32kbps)」で試算しましたが、データ通信を利用したい場合はほかの格安SIMのほうが安くなる可能性があります。

というのも、「マイそく」は最大通信速度以内であればデータ容量が使い放題になるプランですが、「スーパーライトプラン」の最大32kbpsではほぼ使い道がないためです。

データ通信を利用したい場合は、「24時間データ使い放題」が1回198円(24時間限定)で利用できますが、月2回以上使う場合は楽天モバイルのほうが安くなります。

そのほか、最大300kbpsで使い放題になる「ライトプラン」や、最大1.5Mbpsで使い放題になる「スタンダードプラン」などもありますが、その場合もほかの格安SIMのほうが安くなるので注意しましょう。

mineo 公式サイト

バランスの良さで選ぶならIIJmioがおすすめ

利用料金が安く、ある程度データ通信も使える、通話品質も良いバランスのとれた格安SIMを選びたいならIIJmioがおすすめです。

IIJmioは基本通話料も安いのが特徴です。

一般的な格安SIMの基本通話料は30秒あたり22円ですが、IIJmioでは30秒あたり11円で利用できます。

さらに、家族間の通話であれば30秒あたり​8.8円で利用できますよ。

1回あたりの通話時間が10分を過ぎてしまっても他社より安くすむので安心です。

また、データ容量を節約しながら使える点もメリットです。

余ったデータ容量は翌月に繰り越しができますし、同一IDで契約しているユーザーであればデータをシェアし合うこともできますよ。

IIJmio 公式サイト

楽天モバイルも安いが利用エリアには注意が必要

楽天モバイルは専用の通話アプリ(Rakuten Link)を使えば通話料が無料になりますが、通話品質はあまり良いとは言えません

そのため、品質を維持しながら楽天モバイルで通話かけ放題を利用したい場合は10分かけ放題を契約するとよいでしょう。

1ヶ月目はかけ放題料金が無料になるのでお得感があります。

ただし、楽天モバイルはソフトバンク・ドコモ・auに比べまだ基地局が少なく、エリアによってはつながりにくい可能性があります。

通話の利用が多い人や仕事で利用する人は、自分の自宅や職場でしっかりつながるかどうかを確認したほうがよいでしょう。

楽天モバイル 公式サイト

完全かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介

人気格安SIMの最安料金と完全かけ放題を合算した金額をまとめてみました。

完全かけ放題が使えるプラン

スクロールできます
格安SIM 利用回線 最安プラン 無制限かけ放題 合計金額 通話品質 留守番電話
楽天モバイル 楽天 1,078円(968円):3GB アプリ利用時無料 1,078円(968円) 無料
mineo ドコモ、ソフトバンク、au 250円
※最大通信速度32kbps
1,210円 1,460円 319円
povo au 0円
※最大通信速128kbps
1,650円 1,650円 330円
HISモバイル ドコモ、ソフトバンク 290円:0.1GB 1,480円 1,770円 385円
NUROモバイル ドコモ、ソフトバンク、au 792円:3GB 1,430円 2,222円 330円
IIJmio ドコモ、au 850円:2GB 1,400円 2,250円 330円
LIBMO ドコモ 980円:3GB 1,430円 2,410円 319円
イオンモバイル ドコモ、au 803円:0.5GB 1,650円 2,453円 330円
irumo ドコモ 550円:0.5GB 1,980円 2,530円 330円
J:COM MOBILE ドコモ、au 1,078円:1GB 1,650円(60分) 2,728円(60分) 330円
LINEMO ソフトバンク 990円:3GB 1,650円
※7ヶ月まで1,100円
~7ヶ月目:3,828円
8ヶ月目~:4,378円
220円
Y!mobile ソフトバンク 2,365円(1,078円):4GB 1,980円 4,345円(3,058円) 330円
UQモバイル au 3,465円(990円):1GB 1,980円 5,445円(2,948円) 330円
ahamo ドコモ 2,970円:
20GB
1,100円 4,070円 なし
  • カッコ内は割引を利用した場合の最安料金
  • ◎:VoLTE(HD+)対応、〇:VoLTE対応、△:プレフィックス番号付与

最安は楽天モバイルだが通話品質・エリアに注意

完全かけ放題を最安料金で使えるのは楽天モバイルでした。

「とにかく料金の安さが重要」という人は楽天モバイルがよいでしょう。

ただし、通話品質と対応エリアには注意が必要です。

楽天モバイルは専用の通話アプリ(Rakuten Link)を使えば通話料が無料になりますが、残念ながら通話品質はあまり良いとは言えません。

通話品質も重視したい場合はHISモバイルやpovoを検討してみてください。

また、ほかの大手キャリアと比べると基地局も少ないので、エリアによってはつながりにくい可能性がある点にも注意が必要です。

当サイトでは実際の楽天モバイルユーザーにアンケートを実施しましたが、「ビル屋内や田舎でつながりにくい」という口コミが寄せられました。

楽天モバイルを利用したい場合は、対応エリアを事前に確認しておきましょう。

mineo・povoは安いがデータ通信を使うなら追加料金が必要

楽天モバイルの次に完全かけ放題を安く使えるのはmineoとpovoでした。

mineoは3大キャリア回線に対応しているので、自宅や職場でつながりやすい回線を選べるのがメリットです。

povoは通話規格「VoLTE」に対応しているので、auと同程度の品質で使えるのがメリットです。

ただし、データ容量も使いたい場合はあまりお得には使えません。

それぞれ最大通信速度32kbps(※1)、128kbps(※2)でデータ通信を利用できるものの、使い勝手は悪いのであまりおすすめできません。

  • 1 mineoのマイそく「スーパーライトプラン」を利用した場合の速度
  • 2 povoのデータトッピングを購入していない場合の速度

データ容量を使いたい場合の選択肢は下記のようになりますが、ほかの格安SIMのほうが安くなる可能性があるので注意してください。

mineo

  • 24時間データ使い放題:198円/回(24時間限定)
  • ライトプラン(最大300kbps):月額660円
  • スタンダードプラン(最大1.5Mbps):月額990円

mineo 公式サイト

povo

  • データ使い放題:330円/回(24時間限定)
  • 1GB:390円/回(7日間限定)
  • 3GB:990円/回(30日間限定)

povo アプリをダウンロード

バランスの良さで選ぶならHISモバイルがおすすめ

HISモバイル

最安ではないもののそれなりに利用料金が安い、ある程度データ通信も使える、通話品質も良いバランスのとれた格安SIMを選びたいならHISモバイルがおすすめです。

HISモバイルの最安プラン「自由自在プラン」は1GBが月額550円ですが、1ヶ月のデータ消費量が0.1GB未満の場合には月額290円まで安くなります。

完全かけ放題プランと合わせても0.1GB未満の場合は1,770円、1GBの場合は2,030円なので、かなりお得に使えますよ。

HISモバイルは品質の良い通話規格「VoLTE(HD+)」にも対応しているので、仕事で通話をよく使う人も安心です。

HISモバイル 公式サイト

月に60分・90分の通話で足りるなら通話パックという選択肢も

1回あたりの通話時間はバラバラでも、1ヶ月の通話時間が60分、または90分でおさまる場合は通話パックという選択肢もあります。

スクロールできます
格安SIM 利用回線 最安プラン(料金) 最安プラン(ギガ) 通話パック 合計金額 通話品質 留守番電話
UQモバイル(トクトクプラン) au 3,465円(990円) 1GB 通話パック60:660円 4,125円(1,650円) 330円
UQモバイル(ミニミニプラン) au 2,365円(1,078円) 4GB 通話パック60:660円 3,025円(1,738円) 330円
BIGLOBEモバイル ドコモ、au 1,078円 1GB 通話パック60:660円
通話パック90:913円
通話パック60:1,738円
通話パック90:1,991円
330円
  • カッコ内は割引を利用した場合の最安料金

UQモバイルの「トクトクプラン」「ミニミニプラン」は割引特典を利用しなければ料金は割高です。

ただし、光回線とのセット契約やau PAYカードでの支払いなどを活用すれば割引価格で利用できます。

60分の通話パックを加えてもそれぞれ1,650円、1,738円なので、かなり安くなりますよ。

UQモバイルはキャリアショップも利用できるので、オンラインのみのサポートでは不安という人におすすめです。

90分の通話パックを利用したい場合はBIGLOBEモバイルを検討してみてください。

UQモバイル 公式サイト

BIGLOBEモバイル 公式サイト

60歳以上なら完全かけ放題がお得になる格安SIMも魅力

契約者が60歳以上の場合、完全かけ放題がお得な料金で利用できる格安SIMがあるのでご紹介します。

スクロールできます
格安SIM 利用回線 最安プラン(料金) 最安プラン(ギガ) 無制限かけ放題 合計金額 通話品質 留守番電話
イオンモバイル ドコモ、au 638円 1GB 1,210円 1,848円 330円
UQモバイル(トクトクプラン) au 3,465円(990円) 1GB 880円 4,345円(1,870円) 330円
Y!mobile ソフトバンク 2,365円(1,078円) 4GB 880円 3,245円(1,958円) 330円
UQモバイル(ミニミニプラン) au 2,365円(1,078円) 4GB 880円 3,245円(1,958円) 330円
  • カッコ内は割引を利用した場合の最安料金

UQモバイルやY!mobileは割引がない状態では月額料金が高めですが、インターネット光回線とのセット割引などをフル活用すれば、無制限かけ放題を使っても月額2,000円以内で利用できます。

利用できる割引がない、割引を申請するのが手間という場合は、イオンモバイルがおすすめです。

格安SIMの通話オプションを利用する際の3つの注意点

ここでは、通話オプションを利用する際に注意してほしいポイントを紹介します。

  • プレフィックス番号・IP電話は通話品質が落ちる
  • かけ放題の対象外になるサービスがある
  • 制限時間を超えると通話料金が発生する

ひとつずつ見ていきましょう。

通話方式によって通話品質が変わる!プレフィックス番号・IP電話は注意しよう

格安SIMの通話方式には主に以下の3パターンがあります。

かけ放題プランによって通話方式が指定されているケースが多いので、ここで特徴をチェックしておきましょう。

通話方式とその特徴

通話方式 概要 通話品質
音声通話 電話番号を用いた通常の通話方式。 ◎:VoLTE(HD+)〇:VoLTE
プレフィックス番号 相手の電話番号の前に特定の番号(プレフィックス番号)を付与することで料金が安い回線を利用する通話方式。
キャリアが指定する通話アプリを利用する必要がある。
IP電話 インターネット回線を使う通話方式。
通話料金は発生しないが、データ容量を消費する。

通話品質を重視したいなら音声通話方式を選ぼう

通常の音声通話であれば通話品質についてあまり心配する必要はありません。

通話規格「VoLTE(HD+)」「VoLTE」に対応している場合は、大手キャリアと同程度の品質で通話が可能です。

より肉声に近いクリアな音質で利用できるので、通話品質にこだわりたい人はチェックしてみてください。

プレフィックス番号・IP電話は通話料が安いが通話品質は落ちる

かけ放題プランを利用するときに注意してほしいのは、プレフィックス番号とIP電話を利用する方式です。

プレフィックス番号を利用する場合、一度外部の通話設備を利用することになるので、通話品質は少し落ちます。

通話料金は安くなりますが、キャリアによっては専用の通話アプリを利用する手間がかかるのがデメリットです。

IP電話には、LINEやSkypeなどのアプリ通話が該当します。

IP電話はインターネット回線を使って通話するため、回線が混みあっている時間帯は通話品質が落ちる傾向にあります。

また、音声をデータに変換してやりとりしているため、音声通話よりも遅延しやすい点もデメリットでしょう。

格安SIMでかけ放題プランを利用できる条件はそれぞれ異なりますが、プレフィックス番号を利用しているケースが多いです。

快適に通話したい人は、音声通話方式のかけ放題プランを選びましょう。

かけ放題の対象外になるサービスがある

かけ放題といっても、すべての通話が対象になるわけではないので注意が必要です。

対象外の通話では別途料金が発生するので、事前に確認しておきましょう。

キャリアによって対象外になる通話は異なりますが、一般的に対象外になるのは下記のとおりです。

かけ放題対象外の例
  • 国際通話
  • 0570(ナビダイヤル)
  • 104(電話番号案内)
  • 0180(テレドーム)
  • 0067(67コール)
  • 衛星電話への通話
  • SMS送信料
  • キャリアが指定する電話番号

あまり利用しない番号もあると思いますが、0570(ナビダイヤル)は企業のコールセンターで採用されているケースが多いです。

ナビダイヤルは電話をかけた側が通話料を100%負担するため、長電話になってしまう場合は注意が必要です。

キャリアが指定する電話番号は通信会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

制限時間を超えると通話料金が発生する

かけ放題プランのなかには「1回5分以内の通話がかけ放題」「月60分間までの通話がかけ放題」のように制限時間が設けられているものがあります。

既定の時間を超えてしまった場合は別途通話料金が発生するので注意しましょう。

なお、制限時間があるかけ放題プランで多く電話してしまう場合は、ワンランク上のかけ放題プランに変更することも検討してみてください。

LINEMOの通話オプションでよくある質問

ここでは、LINEMOの通話オプションに関してよくある質問に答えます。

LINEMOの契約中に通話オプションを変更・解約できる?変更も解約もできます。

なお、契約中に通話オプションを変更しても手数料はかからないので安心してください。

手続きはLINEMOのMy Menuから行います。

具体的な手順は下記の公式ホームページを参考にしてください。

通話が途切れやすい場合はどうしたらいい?

原因によって対処方法が異なります。

①特定の場所で通話が途切れる場合
屋内で通話が途切れる場合、電波状況を改善するためにソフトバンクからホームアンテナを借りることが可能です。

屋外の特定のエリアで通話が途切れる場合や通話自体ができない場合、通信障害や工事が行われている可能性があります。

②特定の時間帯に通話が途切れる場合

LINEアプリで通話を利用している場合は、通話品質は回線状況によって左右されることがあります。

一般的に、通勤・通学時やお昼休みなどは回線が混みやすいため通話品質が落ちてしまう可能性があります。

時間帯をずらしてかけなおしてみましょう。

③特定の相手との通話が途切れる場合

相手の電波状況や通話環境が悪い可能性があります。

④不特定の場所・時間帯・相手との通話が途切れる場合

自分が使用している端末に原因がある可能性が考えられます。

SIMカードが正しい方法で装着されているか、端末に不具合が起きていないかを確認しましょう。

4G回線と5G回線を切り替えることで状況が改善される場合もあります。

発信・着信自体ができない場合はどうしたらいい?

端末の不具合や設定ミスなどが原因ではない場合、電話料金が未払いになっていないか確認しましょう。

未払いの場合は一定期間が過ぎると発信規制がかかります。

まずはMy Menuで支払い状況を確認し、未払いがある場合は支払いを行いましょう。

まとめ

結果として、LINEMOの5分かけ放題は月12分30秒以上通話する人、完全かけ放題は月37分30秒以上通話する人におすすめだということがわかりました。

LINEMOは最安プランでも月に3GB使えるので、通話がメインだけど少し調べものもしたいという人に向いています。

ですが、より安い料金でかけ放題を使いたい場合はLINEMO以外にも選択肢があります。

キャリアによってかけ放題プランの特徴が異なるので、この記事を参考にして自分に合うプランを探してみてくださいね。

LINEMO 公式サイト