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楽天モバイルとUQモバイル、どちらも実店舗があってサポート性に優れ、特徴的な料金プランがとても魅力です。
auのサブブランドとして人気が高く、2023年に料金プランをリニューアルしたUQモバイル。
そして、無制限エリアの拡大や家族割の登場など、話題性の高い楽天モバイル。
今回は楽天モバイルとUQモバイルの2社を徹底比較し、料金や回線、サービスの違いなどを深掘りしていきます。
この2社で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
【スペック】楽天モバイルとUQモバイルの基本スペックを比較
楽天モバイル | スペック比較 | UQモバイル |
---|---|---|
2位 | 当サイトRANK | 5位 |
59.1Mbps | 平均速度 | 35.1Mbps |
12.3Mbps | 12時台速度 | 23.5Mbps |
楽天回線 | 回線 | au回線 |
〇 | 5G | 〇 |
〇 | eSIM | 〇 |
〇 | iPhone購入 | 〇 |
クレカ、口座引落、代引、楽天P | 支払方法 | クレカ、口座引落 |
〇 | テザリング | 〇 |
〇 | パケット繰越 | 〇 |
〇 | パケット分け合い | × |
オンライン | サポート | オンライン・電話 |
〇 | キャリアメール | 〇 |
15分 1,100円 | かけ放題 | 月60分 500円 10分700円(20GBプラン無料) 無制限 1,980円 |
UQモバイルと楽天モバイルの基本的なスペックから比較してみましょう。
当サイトではどちらもランキング上位を誇る格安SIM(※)で、特に楽天モバイルは他社にはない高速通信の無制限プランが根強い人気を集めています。
一方、UQモバイルはauのサブブランドということで、主にau回線を使いたい人からの人気が高いようです。
そのほか、インターネットサービスとのセット割や、家族割なども特徴といえるでしょう。
- 厳密には楽天モバイルはauなどと同じ携帯キャリア、UQモバイルはauのサブブランドとなりますが、この記事ではわかりやすく「格安SIM」と表記します。
楽天モバイルの基本スペック解説
楽天モバイルの料金プランは3GB1,078円から利用でき、データ使用量に応じて20GB2,178円、無制限3,278円と段階的に料金が変動していく仕組みが特徴的。
au、docomo、SoftBankと同様に自社回線を持つ携帯キャリアでありながら、格安SIM並みの安さが大きな魅力となっています。
au回線が使われる点ではUQモバイルと同じですが、楽天モバイルでは楽天回線のほか、au回線についても無制限で利用できるようになりました。
また、各地に実店舗もありますので、サポート体制も格安SIMの中ではかなり整っています。
なお通信速度についてはこの次の項目で比較していきますが、楽天モバイルではお昼の通信速度がやや遅くなる傾向にあります。混雑時間帯以外の通信速度は比較的高速です。
- とにかくお得に、無制限で使いたい
- パケットをたくさん使う月と使わない月がある
- 楽天ポイントを貯めたり使ったりしている
こんな方におすすめしたい格安SIMです。
UQモバイルの基本スペック解説
UQモバイルは3種類の料金プランが用意されており、楽天モバイルと同じようにデータ使用量に応じて料金が変動するプランもあります。
1GB990円、15GB2,178円ですが、割引適用前だと月額2,277円~3,465円となるため、割引なしでは楽天モバイルよりもやや高い料金設定です。
ただし、4GBのミニミニプランや20GB+10分かけ放題がついたコミコミプランなど、楽天モバイルにはない料金プランがあるのも特徴。
また、UQモバイルはWi-Fiやケーブルテレビ、光回線、auでんきとの「セット割」が用意されています。
割引の適用を前提とすれば、サービスの安心感やサポートの手厚さをふまえ、より高いコストパフォーマンスが期待できるでしょう。
- 系列サービスのセット割もしくはUQモバイルの家族割適用前提での利用を考えている
- au回線を使い、なおかつ実店舗での手厚いサポートも利用したい
簡単に言えば、上記のような方にUQモバイルをおすすめします。
楽天モバイルとUQモバイルの違い
楽天モバイルUQモバイル料金プラン通信速度
(独自調査による結果から)割引サービスかけ放題実店舗
3GB~20GB~無制限のシンプルな段階制 | 1GBor15GBの段階制/4GB/20GB+10分かけ放題 |
お昼の時間帯のみ速度が落ち、それ以外は高速 | 時間帯を問わず「普通」をキープ |
家族割で各ユーザー毎月110円割引(それ以外の継続的な割引はとくになし) | セット割もしくは家族割で毎月1,000円以上の大幅割引 |
専用アプリでかけ放題が無料 | コミコミプランが月3,278円(10分かけ放題)、ほか通話パックなどの種類も豊富 |
専売ショップや家電量販店など実店舗あり | 専売ショップや家電量販店など実店舗あり UQ専売ショップや家電量販店に加え、auStyle、auショップでも対応ができ対応店舗は全国的に多い |
楽天モバイルとUQモバイルで大きく異なる箇所をまとめました。
速度や料金面など、詳細は次の項目からひとつずつ比較していきますので、まずはざっくりと違いをお分かりいただければと思います。
現段階では、どちらかというと楽天モバイルは「安い・無制限」、UQモバイルは「サポート充実・セット割が豊富」といったところが大きな魅力といえるでしょう。
【速度】楽天モバイルとUQモバイルの速度の違いを比較
ここからは速度や料金、オプションなどの細かなところを比較していきます。はじめにご紹介するのが2社の通信速度です。
独自にスピードテストを行ってみたところ、1日の総合的な通信速度としては、自社回線とau回線を使用した楽天モバイルに軍配が上がる結果となりました。
ただ、先述した通り楽天モバイルはお昼の混雑時間帯に、通信速度の低下が見られる傾向にあります。
一方、UQモバイルは全体の通信速度は超高速というわけでも、低速というわけでもありません。
お昼の時間帯で大きく通信速度が落ちることもなく、比較的安定した速度となっています。
1社ずつ、各時間帯の通信速度を見てみましょう。
楽天モバイルの通信速度
当サイト速度ランキング | ||||
6 | ||||
平均速度 | 昼休み時間の平均速度 | |||
59.1 | 12.3 | |||
8時 | 12時 | 15時 | 18時 | 22時 |
33.0 | 12.3 | 67.3 | 128.1 | 55.1 |
楽天モバイルのスピードテスト結果は上記の通りです。
特に午後以降の通信速度が速く、18時頃のやや混雑するような時間帯でも、120kbps以上の速度が出ているのは心強く感じます。
また、夜の時間帯でも安心してインターネット通信や動画視聴を楽しめそうですね。
一方、お昼の時間帯は極端に通信速度が落ちています。
UQモバイルもお昼の時間帯は若干の変化があるものの、楽天モバイルよりはやや速いです。
UQモバイルの通信速度
当サイト速度ランキング | ||||
10 | ||||
平均速度 | 昼休み時間の平均速度 | |||
35.1 | 23.5 | |||
8時 | 12時 | 15時 | 18時 | 22時 |
31.9 | 23.5 | 33.9 | 44.6 | 41.9 |
続いて、UQモバイルのスピードテスト結果です。
1日を通して安定的な通信速度といえそうですが、決して「非常に速い」というわけではありません。
かといって「遅くて動画も視聴できない」みたいなことではなく、朝も昼も夜も、安定して普通な通信速度が出ているという印象です。
楽天モバイルは無制限プランがとても魅力で、「お昼休みにも動画を楽しみたい!」という人は少し期待から外れる可能性もゼロではありません。
「お昼の混雑時間帯も安定的な通信速度が必要」という方には、UQモバイルが向いているでしょう。
【料金】1GB~20GBまで分かりやすく比較
楽天モバイル | 料金比較 | UQモバイル |
---|---|---|
3GBまで 1,078円 |
1GB | 4GB 2,365円 (割引後 1,078円) |
2GB | ||
3GB | ||
20GBまで 2,178円 |
4GB | |
5GB | 15GB 3,465円 (割引後 2,178円) |
|
6GB | ||
7GB | ||
8GB | ||
9GB | ||
10GB | ||
11GB | ||
12GB | ||
13GB | ||
14GB | ||
15GB | ||
16GB | 20GB 3,278円 | |
17GB | ||
18GB | ||
19GB | ||
20GB | ||
無制限3,278円 | 無制限 | なし |
比較項目の中でも特に重要なのが料金プランですよね。
まず、無制限でとにかくたくさん使いたい人は、楽天モバイルを選んでも問題はないでしょう。
楽天モバイルはau回線のエリアも無制限通信の対象となっているので、使い勝手が格段に向上し、かつ安価です。
一方、UQモバイルはサポートが充実していることを踏まえたうえでの、割引適用後の月額料金が魅力的です。
セット割もしくは家族割での割引適用を前提として、実店舗やチャット、LINE、電話などお好みの相談窓口から選びたいという人は、UQモバイルを選ぶと安心して利用できるでしょう。
なお、UQモバイルには20GB+10分かけ放題プランがありますが、こちらは割引適用外となります。
このため、15GB~20GB程度のデータ通信とかけ放題を両方使いたい場合は、楽天モバイルを検討してみると良さそうです。
【おすすめ】それぞれおすすめできる人教えます
正直なところ、ここまでを読んでも「どちらがどんな人におすすめなのか」迷ってしまう人はいると思います。
ここからは、楽天モバイルとUQモバイル、それぞれおすすめできる人について詳しく解説。
簡単な結論からお伝えすると、楽天モバイルは「とにかくたくさんデータ通信を安く使いたい人」、UQモバイルは「セット割や家族割の対象で、なおかつ充実のサポート体制を求める人」におすすめです。
こちらも1社ずつ深掘りしてみましょう。
楽天モバイルがおすすめな人
- とにかく安く無制限でたくさんインターネットを使いたい人
- 3GB以下から20GB以上まで、月によってデータ通信量が変わる人
- 楽天ポイントを貯めたり使ったりする人
- お昼の通信速度低下を許容できる人
楽天モバイルは、これらのいずれか1つでも当てはまる人にぜひおすすめしたいサービスです。
特にインターネットを安くたっぷり、コスパ重視で使いたい場合や、月によってデータ通信量が変わる場合は、高い満足度を実感できるでしょう。
また、楽天グループのキャリアなので、楽天ポイントや楽天カードなどとの相性も当たり前に良いです。
楽天ポイント経済圏の人も、ぜひ楽天モバイルは前向きに検討してみてください。
UQモバイルがおすすめな人
- au回線を使いたい人
- 実店舗、チャット、LINE、電話の充実したサポート窓口を利用したい人
- インターネットサービス(auひかり、J:COMの対象サービス、auもしくはUQWiMAXのルーター)や、auでんきとのセット割を利用したい人
- 家族揃ってUQモバイルを利用したい人(割引対象プランはトクトクプランorミニミニプラン)
- お昼の極端な速度低下が許容できない人
UQモバイルは、主にサポートサービスやセット割の活用で大きなメリットを感じられるはずです。
「いつでも充実のサポートサービスを利用したい」「セット割を活用したい」そんな人はUQモバイルを検討してみると良いでしょう。
UQモバイルなら、セット割がなくても、家族割によってミニミニプランやトクトクプランのご家族が月々550円の割引を受けられます。
また、UQモバイルの実店舗数でいうと、楽天モバイルよりも1,000店舗以上は差があると思われます(※)ので、実店舗でのサポートに魅力を感じる方にもおすすめですよ。
- UQモバイルは2021年6月時点で約2,300店舗、楽天モバイルは2022年7月時点で約1,200店舗
【回線】楽天モバイルとUQモバイルの回線の違い
楽天モバイルは現時点で楽天回線とauのパートナー回線、UQモバイルはau回線を利用することになります。
どちらも十分な基地局数があり、基本的にはどこにいても電波で困るようなことはあまりないでしょう。
UQモバイル、楽天モバイルともに人口カバー率は99.9%となっています。
楽天モバイルはパートナー回線の恩恵を受けつつ、楽天回線自身の基地局も拡大中です。
楽天回線のプラチナバンドも2024年5月より導入予定とのことで、今後も楽天モバイルの進化は注目していきたいところですね。
【端末】楽天モバイルとUQモバイルは端末同時購入できる?
UQモバイル、楽天モバイルともに端末の同時購入が可能です。
両社ともにiPhone、Android、タブレット、スマートウォッチなど各種取扱いがありますが、楽天モバイルの方が最新端末を積極的に取り入れている印象があります。
例えば楽天モバイルがiPhone15シリーズやGalaxyS23、GalaxyZ Flip4などを取り扱っているのに対し、UQモバイルはiPhone13シリーズや、GalaxyS22などの取り扱いとなっています。
最新端末も一緒に購入したい人は楽天モバイルを選択するのも手段ですが、予算に余裕がある場合はSIMフリー版を購入するのも良いでしょう。
【サポート】楽天モバイルとUQモバイルのサポート体制の違いは?
これまでも少しずつ触れてきましたが、楽天モバイルとUQモバイルでは、サポート体制に若干の違いがあります。
機械が得意な方はそれほど困ることはなさそうですが、そうでない方もたくさんいますよね。
いざ困りごとが発生した際には、いつでもサポートを受けられると安心です。
どちらもすでにサポート体制は確立されている印象ですが、1社ずつ違いを見ていきましょう。
楽天モバイルのサポート体制
- 楽天モバイルコミュニティ
- チャット:9:00~23:00
- 電話:9:00~17:00
- 実店舗:家電量販店、専売ショップ(2022年7月時点で約1,200店舗)
「UQモバイルのサポートが充実している」とはいっても、楽天モバイルのサポートが手薄なわけでは全くありません。
実店舗もあり、遅い時間帯までのチャットや電話での問い合わせも可能です。
また、楽天モバイルにはユーザー同士での解決を目的とした「楽天モバイルコミュニティ」があるのも特徴。
ユーザー同士なら時間を問わず、困りごとがすぐに解決できる可能性があります。
UQモバイルのサポート体制
- チャット(UQアプリ/WEB):10:00~22:00
- 電話:9:00~20:00
- LINE:10:00~22:00
- 実店舗:家電量販店、専売ショップ、auStyle、auショップ(2021年6月時点で2,300店舗)
楽天モバイルも十分なサポート体制を設けていますが、UQモバイルは実店舗の多さがやはり強みといえます。
専売ショップ以外でも対応してくれるのは嬉しいポイントです。
また、幅広いユーザーが利用するメッセージアプリ「LINE」でのチャット対応や、UQモバイルアプリからのチャット対応も可能。
22:00までの夜間まで受け付けているので、お仕事終わりでも頼りやすいです。
【通話】かけ放題オプションの比較
最後にかけ放題オプションの比較です。
楽天モバイルには専用アプリがあるので、専用アプリを介した通話は無料となります。
一方、UQモバイルは10分かけ放題付きのプランや、ちょっと変わった通話パックを用意しているのが特徴です。
結論としては「無料であることを重視したい」という方は楽天モバイル、大手キャリアとも遜色ない安定した通話を楽しみたい方にはUQモバイルがおすすめできるでしょう。
では各社チェックしていきます。
楽天モバイルの通話に関するオプション
楽天モバイルは「RakutenLink」というアプリを利用することで、国内通話料が無制限で無料となります。
通常の通話網を利用した場合は22秒30円です。
また、楽天モバイルには月額1,100円の15分かけ放題が用意されています。
こちらはアプリを介さずに通常の通話網が使われ、より高品質な通話を楽しめるほか、SMSの送信が無料となる特典付きです。
ただし、RakutenLinkは通話料が無料となる魅力がありますが、一般的な通話網ではなくデータ通信を介して通話を行います。
このため、通常の通話網よりは安定度が下がる可能性はあるでしょう。
RakutenLinkのようなアプリはUQモバイルにはないので、「とにかく無料で通話したい」という場合は楽天モバイルがおすすめできます。
UQモバイルの通話に関するオプション
- 20GBデータ容量+10分かけ放題(コミコミプラン):月額3,278円
- 無制限かけ放題:月額1,980円
- 10分かけ放題:月額880円
- 1ヶ月60分までの定額オプション:月額550円
楽天モバイルと異なり、UQモバイルの通話オプションは種類が豊富です。
「安定した通話品質を重視したい」「ピッタリのかけ放題オプションを選びたい」そのような人は、UQモバイルの通話オプションをチェックしてみてください。
なお、UQモバイルの通話オプションは段階制料金のトクトクプランと、4GBのミニミニプランに追加できるものとなります。
例えば「データ通信は使わないけど、通話メインで使いたい」という人は、割引適用後のミニミニプラン(4GB1,100円)と、通話オプションを組み合わせると、大手キャリアのサブプランとしてはかなり安く利用できるでしょう。
【まとめ】楽天モバイルとUQモバイルを使ってみた違い
今回は楽天モバイルとUQモバイルで徹底比較を行ってみました。
楽天モバイル:とにかく安くたっぷり使える/新しいモデルの端末を同時購入できる/楽天ポイントや楽天カードなど楽天系列サービスと相性が良い
UQモバイル:よりサポートが手厚く充実している/自宅セット割・auPAYカード支払い特典を適用すると料金が安い/高品質な通話がどこでも楽しめる
楽天モバイルのUQモバイルの違いをまとめてみると、上記のようになるかと思います。
記事の中では、どちらがどんな人におすすめなのかもご紹介しましたので、ぜひ参考にしていただいて、ピッタリの格安SIMを選択しましょう!