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気軽に海外に行けない状況が長く続いていましたが、日本では去年から海外旅行に出かける人が急増しています。
そこで気になるのが海外でのスマホ事情です。
LINEMOを契約している人は「LINEMOは海外でも使えるのか」「どうやって設定するのか」「料金はどれくらいか」などが気になりますよね。
結論を言えば、LINEMOは海外でもデータ通信や通話を利用できます。
ただ、オプションへの加入が必要で注意点もいくつかあるため、事前に内容を把握しておかないと海外に行ってから失敗したということになりかねません。
この記事では海外でLINEMOを使う方法や利用料金、注意点などについて詳しく解説します。
さらに、より料金を抑えたい人向けにお得な格安SIMやポケット型WiFiの情報も紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
海外でもLINEMOは使える!データ通信・通話・SMSに対応◎
LINEMOは海外でもデータ通信・通話・SMSを使うことが可能です。
現在日本で使っているスマホ端末をそのまま使えますよ。
それぞれの機能の要点を下記にまとめてみました。
海外で使える内容 | 利用条件 | 利用料金 | 申し込み |
---|---|---|---|
データ通信 | 「世界対応ケータイ」へ加入後、いずれかのプランを選択 ・海外あんしん定額 ・海外パケットし放題 |
・海外あんしん定額:国・データ容量によって変動 ・海外パケットし放題:0円~2,980円/日 |
必要 |
通話 | 相手の電話番号の前に視点の番号を付け加える | 発信する国によって通話料金が変わる | 不要 |
SMS | とくになし | ・送信料:1通100円(70文字まで) ・受信料:無料 |
不要 |
海外でデータ通信を利用する場合はプラン料金が、通話とSMSを利用する場合は利用料金がかかります。
また、新規契約の場合(※)は申し込みから5ヶ月経過しないと「世界対応ケータイ」へ加入できませんのでご注意ください。
次項からはそれぞれの機能の使い方や料金などについて詳しく解説します。
- 他社からの乗り換え(MNPなど)で契約した方はすぐに申し込めます。
【データ通信】海外で使う方法・料金
海外でLINEMOのデータ通信を使いたい場合は、「世界対応ケータイ」オプションと海外用プランへの申し込みが必要です。
LINEMOでは「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」の2つのプランが用意されているので、渡航前にどちらがいいかあらかじめ決めておきましょう。
世界対応ケータイとは?
「世界対応ケータイ」とは、普段LINEMOで使っているスマホを、同じ電話番号・メールアドレスのまま海外でも利用できるようになるオプションサービスです。
オプションの加入料金はかかりません。
オプションに加入後、次項で紹介するプランのいずれかに加入しましょう。
2つの海外利用向けプランの特徴を紹介
まずは、LINEMOで利用できる2つの海外向けプランの特徴を紹介します。
海外あんしん定額
「海外あんしん定額」では、利用する国やデータ容量によって金額が異なります。
また、設備を搭載していれば飛行機・船の移動中にも通信を利用できます。
超短期の旅行やそれほどデータ通信を使わないという人は「海外あんしん定額」にすれば料金を安く抑えられるでしょう。
ただ、利用できるデータ容量や時間が制限されているプランがあるので、いちいち気にしながら使うのが面倒という人は「海外パケットし放題」を検討してみてください。
- 対象国
- アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)、タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ブラジルなど
- 料金プラン
-
プラン データ容量 料金 データ容量超過時 24時間プラン 3GB 980円 最大128Kbpsに制限 72時間プラン 9GB 2,940円 最大128Kbpsに制限
- 対象国
- バハマ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、レバノン、ベリーズなど
- 料金プラン
-
データ容量 料金 データ容量超過時 1MB 1,980円 通信の提供を終了 5MB 9,800円 通信の提供を終了 10MB 19,600円 通信の提供を終了
- 料金プラン
-
データ容量 利用時間 料金 データ容量超過時 50MB 1時間 980円 通信の提供を終了 100MB 5時間 1,960円 通信の提供を終了 150MB 15時間 2,940円 通信の提供を終了
海外パケットし放題
「海外パケットし放題」はデータ通信が使い放題になるプランです。
データを使いすぎてしまって帰国後に高額請求が来た、となればせっかくの楽しかった旅行も台無しですよね。
ある程度データ通信を使う予定の人は「海外パケットし放題」を申し込んでおくと安心ですよ。
なお、「海外あんしん定額」と同様に、設備を搭載している飛行機・船の移動中でも通信を利用できます。
- 対象国
-
- 南・北アメリカ
- オセアニア
- アジア
- 中東
- ヨーロッパ
- アフリカ
- 機内ケータイ・船内ケータイ
- 利用料金
-
データ容量 料金(1日あたり) 25MBまで 0円~1,980円 25MB以上 2,980円
「海外パケットし放題」は1日単位で料金が発生しますが、「渡航先の現地時間」ではなく「日本時間」を基準にしている点に注意しましょう。
日本時間の0時から23時59分59秒までが1日となるので、時差に注意しながら使ってください。
LINEMOで海外ローミングを使う方法は?
LINEMOで海外ローミングを使う方法は下記のとおりです。
日本にいる間に行う内容と、渡航先に着いてから行う内容があるので注意してください。
- My Menuにログイン後「世界対応ケータイ」オプションに加入する。
- 参考:ログイン | My Menu | LINEMO
- 「海外あんしん定額」または「海外パケットし放題」に申し込む。
- データローミングの設定をオンにする。
- iPhone:設定方法( iPhone ) | スマートフォン・携帯電話
- Android、タブレット、4Gケータイ:設定方法(スマートフォン・タブレット・4G ケータイ)
- 渡航先でソフトバンクからSMSが届くので内容を確認する(受信料は無料)。
- 参考:送られてくるSMSの内容
- SMSから専用サイトへアクセスし利用を開始する。
手順④以降は渡航先での手続きになりますが、手順②③は国内でも渡航先に到着してからでも手続きが可能です。
なお、通信料金が発生するのは手順⑤で利用を開始した時点からです。
手順③でデータローミングの設定をオンにしただけでは料金は発生しないので安心してください。
利用開始後はデータ通信を使わない間はデータローミングの設定をオフにしておくとよいでしょう。
というのも、スマホの操作をしていなくてもSNSの通知受信やアプリのアップデートなどで勝手にデータ容量を消費してしまうからです。
とくに「海外あんしん定額」は利用できる容量が決まっているので注意してください。
注意!新規契約者は5ヶ月たたないと海外利用はできない
LINEMOを新規契約した人(新しい電話番号を取得した人)は、課金開始から5ヶ月がたたないと「世界対応ケータイ」に申し込めないので注意が必要です。
LINEMOを新規契約して間もない人は、海外用のポケット型WiFiやプリペイドSIMを検討してみてください。
なお、他社からの乗り換え(MNPなど)でLINEMOを契約した人であれば、どのタイミングでも問題なく使えますよ。
【通話】海外で使う方法・料金
ここでは、海外で通話する方法について説明します。
国際通話は事前の申し込み不要で利用できる
国際通話を利用したい場合、LINEMOではオプションなどの事前申し込みは不要です。
申し込み費用も月額料金もかかりませんが、利用状況に応じて通話料金が発生します。
国際通話の料金は?
国際通話の料金は、発信する国やエリアによって大きく異なります。
近年日本人の渡航が多い国の通話料金を下記に挙げてみました。
渡航先 | 通話料金(円/30秒) |
---|---|
イギリス・イタリア・ドイツ・フランス | 119円 |
韓国・台湾・香港・タイ・ベトナム・オーストラリア | 99円 |
フィリピン | 94円 |
シンガポール | 89円 |
マカオ | 82円 |
ニュージーランド | 50円 |
カナダ | 49円 |
アメリカ本土 | 39円 |
ハワイ・グアム | 36円 |
日本国内での基本通話料は30秒あたり22円が一般的なので、国際通話は割高であることがわかります。
通話したい場合は、LINEなどの通話アプリを活用するとよいでしょう。
「海外パケットし放題」に加入していればデータの消費量はそれほど気にならないはずです。
どうしても電話番号にかける必要があるなら、なるべく長電話は控えるようにしましょう。
なお、そのほかの国の通話料金は下記のホームページで確認してください。
国際電話のかけ方・受け方は?
国際電話の受け方は日本で電話を受けるときと同じですが、国際電話をかける場合は状況によって方法が異なるので注意してください。
自分から電話をかける方法
利用状況に応じて、かけたい相手の電話番号の前に指定の番号を付けます。
発信方法は以下の2パターンに分けられます。
- パターン①
-
- 日本の携帯電話・一般電話にかけたいとき
- 電話をかけた人(海外にいる人)が通話料を払うことになり、電話を受けた人(日本にいる人)は料金はかかりません。
- 同じ渡航先にいる相手(日本の携帯電話・一般電話)にかけたいとき
- 電話をかけた人には通信料がかかり、電話を受けた人は着信料がかかります。
発信方法:「+」-81-✕✕✕(最初の0を除いた相手の電話番号)
- 日本の携帯電話・一般電話にかけたいとき
- パターン②
-
- 同じ渡航先にいる相手(渡航先の携帯電話・一般電話)にかけたいとき
- かけた人に通話料がかかります。
- 渡航先以外の国にいる相手(相手現地の携帯電話・一般電話)にかけたいとき
- かけた人に通話料がかかります。
発信方法:「+」-✕✕(国番号)-✕✕✕(最初の0を除いた相手の電話番号)
国番号は下記のホームページを参考にしてください。
なお、イタリアのみ一般電話に電話をかける場合は最初の「0」が必要になります。
- 参考:主要国・地域の代表的なアクセス番号と国番号
「+」は「0」または「*」の長押しなどで入力できます。
- 同じ渡航先にいる相手(渡航先の携帯電話・一般電話)にかけたいとき
自分に電話をかけてもらう方法
自分に電話をかけてもらいたい場合、どこから発信するかによって方法が異なります。
- パターン①日本から自分に電話をかけてもらう場合
- いつもどおり、自分の電話番号を入力するだけでOKです。
- パターン②日本以外から自分に電話をかけてもらう場合
- 下記の方法で発信してください。
- 発信方法:「+」-81-✕✕✕(最初の0を除いた自分の電話番号)
電話を受ける方法
いつもどおり、かかってきた電話に応答するだけでOKです。
ただし、同じ渡航先にいる相手からの電話を受けるときは着信料が発生することは覚えておいてください。
【SMS】海外で使う方法・料金
海外でSMSを使う場合は、日本にいるときと同じように利用できます。
ただし、送信料が割高なので確認しておきましょう。
- 対象端末
- iPhone、スマートフォン、タブレット(iPad を除く)
- iPadはLINEMOが発信するSMS(送信元が「157」「information」の場合)のみ受信可能。
- 利用方法
- 宛先に相手の電話番号をそのまま入力し、メッセージを送信すればOKです。
- 利用料金
-
- 送信料:1通あたり100円(70文字まで)
- 受信料:無料
-
- 最大670文字まで送信できますが、70文字を超える場合は134文字まで2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
万が一海外でスマホを紛失した・盗難されたら?
海外でスマホを紛失した、または盗難されて第三者によって利用された場合、発生した料金は契約者が負担しなくてはなりません。
スマホをなくした際は急いでLINEMOに連絡し、回線の停止・解除をしましょう。
連絡先は下記のとおりです。
- 連絡先(海外から):+81-3-6858-2443(通話料有料)
- 受付時間:24時間
海外でLINEMOを使う際の注意点をまとめてみた
ここまで海外でLINEMOを使う方法について解説してきましたが、改めて注意すべき内容をまとめてみました。
- 新規契約者が海外ローミングを使えるのは5ヶ月目以降
- 海外滞在中も国内プラン料金は発生する
- すべての国で使えるわけではない
- 海外ローミングは渡航後に設定が必要
- データ通信を使わないときはローミングをオフにする
- 海外ローミング料金の基準になるのは日本時間
- LINEギガフリーなど国内向けオプションは海外で使えない
- 渡航先にいる者同士の通話では受け手側も着信料がかかる
- LINEMOの海外ローミングはやや割高
ひとつずつ見ていきましょう。
新規契約者が海外ローミングを使えるのは5ヶ月以降
海外でデータローミングを使いたい場合は「世界対応ケータイ」オプションへの申し込みが必要ですが、LINEMOを新規契約(新しい電話番号を取得)した場合は課金開始から5ヶ月以降でなければ申し込みができません。
ほかのキャリアから乗り換えてLINEMOを契約した場合はいつでも利用できます。
LINEMOを新規契約してから5ヶ月がたっていない場合は、海外用のポケット型WiFiやプリペイドSIMを検討してみてください。
海外滞在中も国内プラン料金は発生する
海外滞在中に発生する費用は海外で使用した分のみと思われそうですが、実際は普段日本国内で使っているプランの月額料金もかかります。
海外滞在中にかかる費用をまとめると以下のようになります。
- 国内プランの月額料金(ミニプラン990円またはスマホプラン2,728円)
- 国内向けオプションプランの月額料金(かけ放題や端末保証など)
- 海外ローミングのプラン料金(海外あんしん定額または海外パケットし放題)
- 使用分の通話料金
- 使用分のSMS料金
なお、海外で利用した料金の明細はMy Menuなどで確認できますよ。
すべての国で使えるわけではない
LINEMOの海外ローミングはさまざまな国で利用できますが、すべての国で使えるわけではありません。
主要な渡航先はカバーされていますが、念のため事前に渡航先で使えるかどうか確認しておきましょう。
LINEMOで対応している国は下記のホームページで確認できます。
海外ローミングは渡航後に設定が必要
海外ローミングを使う際の手順でも説明しましたが、海外でデータ通信を使い始めるための最終的な設定は渡航後に行う必要があります。
現地に着いた直後はなにかと慌ただしいと思いますが、忘れずに利用開始の手続きを進めてください。
データ通信を使わないときはローミングをオフにする
少し手間かもしれませんが、海外でデータ通信を使わない間はローミング設定をオフにしておきましょう。
というのは、スマホを操作していない状態でも勝手にデータが消費されてしまうことがあるためです。
たとえば、ニュースアプリは起動していない状態でもバックグラウンドで情報を更新していますし、アプリのアップデート設定を「モバイルデータ通信でのアップデートを許可」にしている場合は勝手に更新が始まります。
知らないうちにデータが消費されるのを防げれば、その分料金の節約につながります。
とくに「海外あんしん定額」は利用できるデータ容量が決まっているので注意してください。
ローミング設定のオン・オフは下記の方法で切り替えが可能です。
データローミング料金の基準になるのは日本時間
「海外パケットし放題」では1日単位で料金が発生する仕組みです。
この「1日」の基準になる時間は、日本時間の0時から23時59分59秒までになります。
渡航先の現地時間ではなく、日本時間を基準にしている点に注意してください。
LINEギガフリーなど国内向けオプションは海外で使えない
LINEMOが提供しているLINEギガフリーやかけ放題オプションは、あくまで国内利用向けのサービスになります。
海外でLINEアプリを使う際はデータが消費されますし、通話する場合は国際委通話料金がかかります。
海外での利用は対象外という点に注意してください。
渡航先にいる者同士の通話では受け手側も着信料がかかる
国際通話は基本的に発信者側が通話料金を負担する仕組みですが、受信者側に着信料がかかるケースがあるので知っておきましょう。
それは、発信者と受信者がともに海外にいて、日本の携帯電話を使っている場合です。
例えば、韓国で一緒に旅行している友だちからの電話を受けた場合が該当します。
国際通話料金はどの国でも割高なので、なるべくお金を節約したい場合はLINEなどの通話アプリを利用するとよいでしょう。
データ通信量はかかりますが、「海外パケットし放題」に加入していれば通話のしすぎが原因で高額請求されることはないはずです。
うまく活用してみてください。
LINEMOの海外ローミングはやや割高!長期旅行者は注意
LINEMOだけの話ではありませんが、スマホで海外ローミングを使う場合は費用が割高になることが多いです。
ハワイ旅行(5日滞在)のケースで試算してみました。
海外あんしん定額 | 72時間プラン×1、24時間プラン×2 | 合計4,900円 |
海外パケットし放題 | 1日の利用が25MB | 最大9,900円 |
海外パケットし放題 | 1日の利用が25MB以上 | 14,900円 |
LINEMOでは「海外パケットし放題」を利用する人が多いと思いますが、5日間の旅行で15,000円近くかかります。
通話やSMSを使った場合、それらの料金も加算されるので、1週間以上など長期旅行を計画している人は注意したほうがよいでしょう。
もし、LINEMO以外で安く利用できる方法が知りたいという人は、次項で紹介する選択肢を検討してみてください。
LINEMO以外にもある!海外でスマホを安く使う方法を紹介
一般的に、海外でスマホを使うためには以下の4つの方法があります。
海外でスマホを使う方法 | 概要 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
海外ローミング | 日本で契約しているキャリアの海外向けサービスを利用する | ・通話も利用できる ・普段使っている端末を利用できる ・設定が簡単 |
・プラン選びを失敗すると高額請求になる可能性あり |
ポケット型WiFi | 事前にWiFiルーターをレンタルする | ・通信が安定している ・複数人でシェアできる ・料金が安め |
・音声通話は利用できない ・レンタル・返却が手間 ・端末を持ち歩く必要がある ・機器を紛失・破損する心配がある |
海外用プリペイドSIM | 期間・用途が決まっている買い切り方のSIM | ・料金が安め ・高額請求の心配がない ・通話も利用できる |
・SIMフリースマホが必要 ・初期設定が面倒 |
フリーWiFi | 現地の公共施設・ショップなどが設置しているフリーWiFiを使う | ・コストがかからない ・普段使っている端末を利用できる ・設定が簡単 |
・利用できる場所が限られる ・通信速度が不安定 ・不正アクセスなどのリスクがある |
それぞれメリット・デメリットが異なるのでベストな選択肢は人によって変わりますが、手間がかからない・誰でも簡単に安全に利用できる点を考慮すれば、海外ローミングがおすすめです。
海外旅行前はなにかと慌ただしいもの。
海外旅行が初めてという人でも、海外ローミングであれば手軽に利用できますよ。
ただ、ほかの選択肢に比べ利用料金が割高という側面もあります。
「手間がかかってもいいからなるべく安く利用したい」という人は、ポケット型WiFiを検討してみるとよいでしょう。
次項でおすすめの会社を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
格安SIMならahamo・楽天モバイル・povoがおすすめ
LINEMO以外の格安SIMでも海外ローミングサービスを利用できます。
下記に各社の特徴をまとめたので、参考にしてください。
格安SIM | LINEMO | ahamo | 楽天モバイル | povo | Y!mobile | UQモバイル |
---|---|---|---|---|---|---|
国内向けプラン | 3GB 990円 20GB 2,728円 |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
3GB 1,078円~ 無制限 3,278円 |
0円~ 150GB 12,980円 |
4GB 2,365円~ 30GB 5,115円 |
1GB 2,277円~20GB 3,278円 |
海外ローミング | 【海外あんしん定額】 ・定額国L:3GB 980円~9GB 2,940円 ・定額国S:1MB 1,980円~10MB 19,600円 【海外パケットし放題】 ・25MBまで:1,980円/日 ・25MB以降:2,980円/日 |
・追加料金なし ・月間20GB(国内プランのデータを消費)※100GBプランを契約しても海外利用は月間20GBまで |
・追加料金なし ・毎月2GBまで無料 ・データチャージ:1GB 500円 |
【レギュラートッピング】 ・90以上の国地域 ・24時間 0.5GB 780円~14日間 5GB 7,080円 【ワイドトッピング】 ・160以上の国地域 ・30日間 0.3GB 6,980円 【エリアトッピング】 ・地域別の料金設定あり |
【海外あんしん定額】 ・定額国L:3GB980円~9GB2,940円 ・定額国S:1MB1,980円~10MB19,600円 【海外パケットし放題】 ・25MBまで:1,980円/日 ・25MB以降:2,980円/日 |
【世界データ定額(24時間)】 ・事前予約あり:490円~690円 ・事前予約なし:980円 【世界ダブル定額】 ・24.4MBまで:1,980円/日 ・24.4MB以降:2,980円/日 |
国際通話 | 国・地域によって異なる | 国・地域によって異なる | Rakuten Linkアプリ同士:発信・受信・SMS送受信が無料 それ以外:国・地域によって異なる |
国・地域によって異なる | 国・地域によって異なる | 国・地域によって異なる |
対応国数 | 公式ホームページを参照 | 91の国・地域 | 73の国・地域 | データ:160以上の国・地域 通話:200以上の国・地域 |
公式ホームページを参照 | 160以上の国・地域 |
申し込み | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 | 必要 |
特記事項 | 世界対応ケータイオプションへの申込も必要 | 利用開始から15日目に速度制限がかかる。 日本への帰国で解除される。 |
– | 海外データトッピングを購入 |
大容量プランを使いたいならahamo
なるべく安く済ませたいなら、国内料金プランの支払いのみで海外利用もできるahamoがおすすめです。
ahamoでは月20GBまで2,970円で利用できます。
1日につき〇円というような制限がないので、旅行先で時間を気にせず大容量を使えるのが嬉しいポイント。
ただ、消費したデータ容量に関わらず、15日目からは速度制限がかかります。
速度制限は日本に帰国するまで解除されないため、15日以上の長期旅行を計画している人は注意してください。
月2GBまでで足りる・通話が多いなら楽天モバイル
ahamo同様、楽天モバイルも国内料金プランの支払いのみで海外利用が可能です。
使えるデータ容量は少なめ(月間2GBまで)でもいいという人は楽天モバイルを検討してみましょう。
Rakuten Linkアプリ同士であれば海外にいても通話料が0円になるのが大きなメリットです。
家族や友人と旅行に出かける際はメッセージより通話のほうが便利という場面も多いはず。
用途に合わせて検討してみるとよいでしょう。
ただし、楽天モバイルは利用できる国・地域がほかのキャリアよりも少ない点には注意してください。
自分の渡航先が該当するかは事前に確認しておきましょう。
サブ回線として持ちたいならpovo
「日本ではLINEMOを使いたいから海外旅行のためだけにキャリアを乗り換えるのは難しい」という人は、サブ回線として利用できるpovoを検討してみましょう。
povoは自分が必要なデータを購入(トッピング)するシステムです。
使わないときは0円で維持できるので、日本にいるときはLINEMO、海外ではpovoという使い方が可能です。
povoでは「海外データトッピング」を購入すれば海外で利用できます。
トッピングは渡航先や利用期間、データ容量などが細かく分かれているので、本当に自分が使う分を申し込めますよ。
安く利用したいならポケット型WiFiという選択肢もある
「LINEMOからahamoや楽天モバイルに乗り換えるのは大変」「povoのトッピングシステムは難しそう」という場合は、ポケット型WiFiを検討してみてください。
アジアなら1日800〜900円程度、ヨーロッパ・アメリカ・南米・アフリカでは1日1,200円程度が相場です。
海外ローミングのよくある質問に答えます
ここでは、海外ローミングについてよくある質問にお答えします。
そもそも海外ローミングってなに?海外ローミングとは、スマホなどの通信機器を日本以外の国で使用する際に利用されるサービスです。
通常、日本で提供されている通信サービスは日本国内のみで利用でき、海外では利用できません。
しかし、海外ローミングに対応しているキャリアは海外のキャリアと提携していて、海外の通信設備を介して日本のキャリアが提供するサービスを受けられる仕組みになっています。
海外ローミングでは、海外でも自分の携帯電話番号がそのまま使えますし、データ通信もできます。
ただし、キャリアや使い方によっては通信料金が高額になることがあるため、注意が必要です。
海外ではスマホの電源を入れているだけで料金がかかるってほんと?電源を入れていてもデータローミングの設定をオフにしていれば、データ通信料は発生しません。
帰国後に必要な手続きはある?LINEMOのMy Menuから解除の申し込みをしてください
解除申請を受け付けた時点以降に到来する午前0時(日本時間)をもって、海外ローミングサービスは終了します。
あとは、端末のローミング設定をオフにしておけばOKです。
LINEMOなら海外でも安心◎ただし長期旅行者は料金に注意
今回は、LINEMOを海外で利用するための方法や料金について紹介しました。
簡単な手順で利用を始められるので、海外ローミングの利用が初めてという人も安心です。
ただし、LINEMOの海外ローミングは料金が割高なので、長期旅行を計画している人は要注意です。
海外へ行く機会が多いという人は、LINEMOからahamoや楽天モバイルに乗り換えたほうがメリットがあるかもしれません。
日本国内ではLINEMOを使い続けたいという人は、海外に行くときだけpovoやポケット型WiFiを利用すると良いでしょう。
自分の用途に合わせて選んでみてくださいね。