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「ある程度通話を利用するけど、LINEMOの通話オプション(かけ放題)を利用すべきか分からない」と悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。
この記事では、どんな人がLINEMOのかけ放題プランを利用するとお得なのかを調べてみました。
また、安くかけ放題を利用したい人向けに、LINEMOより安い料金でかけ放題プランを使える格安SIMについても調べてみました。
LINEMOは通信速度が速く月額料金も安い格安SIMですが、最安料金でかけ放題プランを使いたい場合はLINEMO以外も検討してみることをおすすめします。
かけ放題プランは種類が多いうえにキャリアによって特徴が違うので、この記事を参考にして自分の使い方に合ったプランを選んでくださいね。
LINEMOの通話オプションに加入したほうがお得な人の特徴を紹介
どれくらい通話を利用する人が通話オプションに加入するべきなのか、基準に悩みますよね。
ここでは、それぞれの通話オプションを利用すべき通話時間の基準を計算してみました。
1ヶ月の通話時間や1回あたりの通話時間など、自分の通話時間をベースに照らし合わせてみてください。
なお、LINEアプリでの通話がメインの人であれば通話オプションに入る必要はありません。
5分かけ放題は月12分30秒以上通話する人におすすめ
LINEMOの5分かけ放題(通話準定額)は、月額550円で1回あたり5分以内の通話が何回かけても無料になります。
通話時間に換算すると、5分かけ放題の利用がおすすめな人は下記のとおりです。
- 月の通話時間が12分30秒以上
または
- 1回1分の通話が月13回以上
- 1回5分の通話が月3回以上
ちょっとした確認や連絡に通話を利用する人、家や病院などの固定電話宛に電話をかける人など、5分未満の通話が多い人はオプションに加入したほうがお得ですよ。
なお、5分をすぎた場合は30秒あたり22円の通話料がかかる点には注意してください。
完全かけ放題は月37分30秒以上通話する人におすすめ
LINEMOの完全かけ放題(通話定額)は、月額1,650円で通話時間・回数が無制限でかけ放題になります。
通話時間に換算すると、完全かけ放題の利用がおすすめな人は下記のとおりです。
- 月の通話時間が37分30秒以上
または
- 1回1分の通話が月38回以上
- 1回5分の通話が月8回以上
- 1回10分の通話が月4回以上
電話で仕事の打ち合わせをする人や、家族や友人と長電話をする人、コストを気にせず通話したい人などはオプションに加入したほうがお得です。
LINEMOなら通話オプションが7ヶ月目まで無料・割引あり
LINEMOでは通話オプションが無料〜割引価格で利用できるキャンペーンを実施しています(終了日未定)。
対象になる契約はLINEMOの新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、ソフトバンクまたはワイモバイルからの乗り換えです。
LINEMOの契約月を1ヶ月目として、7ヶ月目まで下記の料金で利用できますよ。
- 5分かけ放題(通話準定額)
- 月額550円→契約7ヶ月目まで無料
- 完全かけ放題(通話定額)
- 月額1,650円→契約7ヶ月目まで税込1,100円/月
どちらのプランもかなりお得に利用できることがわかります。
なお、キャンペーンを適用したときの料金は下記のとおりです。
ミニプラン3G
オプション | 利用なし | 5分かけ放題 | 完全かけ放題 |
---|---|---|---|
~7ヶ月目 | 990円 | 990円 | 2,090円 |
8ヶ月目~ | 990円 | 1,540円 | 2,640円 |
スマホプラン(20GB)
オプション | 利用なし | 5分かけ放題 | 完全かけ放題 |
---|---|---|---|
~7ヶ月目 | 2,728円 | 2,728円 | 3,828円 |
8ヶ月目~ | 2,728円 | 3,278円 | 4,378円 |
LINEMOでかけ放題を使うのがおすすめなのはこんな人
LINEMOの特徴を踏まえると、LINEMOでかけ放題を使うのがおすすめな人の特徴は下記のとおりです。
- ある程度データ通信も使いたい人
- データ通信は高速通信を利用したい人
- LINEアプリの利用が多い人
- 月の通話時間が12分30秒以上→5分かけ放題プラン
- 月の通話時間が37分30秒以上→完全かけ放題プラン
ただ、通話利用がメインなら、LINEMOよりお得に利用できる格安SIMがあります。
気になる人は後述する最安でかけ放題を使える格安SIMもチェックしてくださいね。
LINEMOの通話料・通話オプションを確認しておこう
LINEMOの通話料や通話オプションの内容を簡単に確認しておきましょう。
料金プラン・通話料・かけ放題プラン
LINEMOの各種料金は下記のとおりです。
LINEMOの料金表
内容 | 料金 |
---|---|
料金プラン | ミニプラン(3GB):月額990円 スマホプラン(20GB):月額2,728円 |
基本通話料 | 30秒あたり22円 |
5分かけ放題(通話準定額) | 月額550円※5分超過時は30秒あたり22円の通話料が発生 |
完全かけ放題(通話定額) | 月額1,650円 |
LINEMOには2つの料金プランがありますが、どちらを選んでも通話料は同じです。
なお、通話オプションでかけ放題を利用すると規定時間内での通話は定額で利用できますが、一部対象外になる通話がある点に注意しましょう。
- 海外から電話をかける場合:「国際ローミング通話料」が発生します。
- 国内から海外へかける場合:「国際電話通話料」が発生します。
- 0570(ナビダイヤル):既定の通話料が発生します。
- 104(電話番号案内):通話料のほか利用料金が発生します。
- LINEMO指定の電話番号:通話料が発生します。
- SMS送信料:文字数に応じて1通あたり3.3円~ 33円
国際通話
国際通話はかけ放題プランの対象外です。
通話料金は発信する国やエリアによって大きく異なります。
近年日本人の渡航が多い国の通話料金を下記に挙げたので、参考にしてください。
なお、LINEMOで国際通話をする場合は申し込み手数料や月額料金はかかりません。
主要国の通話料金
渡航先 | 通話料金(円/30秒) |
---|---|
イギリス・イタリア・ドイツ・フランス | 119円 |
韓国・台湾・香港・タイ・ベトナム・オーストラリア | 99円 |
フィリピン | 94円 |
シンガポール | 89円 |
ニュージーランド | 50円 |
カナダ | 49円 |
アメリカ本土 | 39円 |
ハワイ・グアム | 36円 |
なお、国際通話のかけ方は下記の公式ホームページを参考にしてください。
SMS送信料
SMS送信料もかけ放題プランの対象外です。
SMSの送信料は文字数に応じて1通あたり3.3円〜 33円がかかります。
全角文字(ひらがな・漢字など)なら最大670文字、半角文字なら最大1,530文字まで1度に送信できます。
海外にいる人とSMSのやりとりをする際は1通あたり100円の送信料が発生します。
なお、受信料はいずれも無料です。
留守電パック
LINEMOでは月額220円で留守電パックを利用できるようになりました。
パックに含まれるサービスは以下のとおりです。
- 留守番電話サービス:メッセージを30件まで、最大72時間預かるサービス。
- 着信転送サービス:着信時に指定の転送先へ送るサービス。
- 着信お知らせ機能:圏外時や電源OFF時の着信・伝言メッセージを通知するサービス。
ほかの格安SIMの留守電サービスは月額330円程度が標準なので、月額220円で利用できるのはお得です。
LINEアプリでの音声通話・ビデオ通話は無料(LINEギガフリー)
LINEMOではLINEアプリのデータ通信量をゼロにできるLINEギガフリーを利用できます。
一部対象外になる機能はありますが、トークや音声・ビデオ通話などのメイン機能はデータ容量を消費せずに使えますよ。
そのため、普段の通話がLINEアプリで済む人であれば、通話料もデータ通信量もかかりません。
月の契約データ容量を使い切って速度制限がかかっている状態でも、LINEアプリのデータ通信は高速通信のままで使えるのも嬉しいポイントです。
LINEギガフリーの対象外になる機能は下記の公式ホームページで確認してください。
最安でかけ放題を使える格安SIMは?おすすめを紹介
通話をメインで使いたい人は、どの格安SIMなら最安料金で使えるかが気になりますよね。
最安で通話かけ放題が使える格安SIMを探すときは、月額料金と合算したうえで比較することが重要です。
ここでは、料金と格安SIMの特徴を踏まえ、かけ放題を使うときにおすすめの格安SIMを紹介します。
5分かけ放題、10分かけ放題、完全かけ放題に分けて解説するので参考にしてくださいね。
5分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介
人気格安SIMの最安料金と5分かけ放題を合算した金額をまとめてみました。
5分かけ放題が使えるプラン
格安SIM | 利用回線 | 最安プラン | 5分かけ放題 | 合計月額 | 通話品質 | 留守番電話 |
---|---|---|---|---|---|---|
povo | au | 0円:最大通信速度128kbps | 550円 | 550円 | 〇 | 330円 |
HISモバイル | ドコモ、ソフトバンク | 290円:0.1GB | 500円 | 790円 | ◎ | 385円 |
LINEMO | ソフトバンク | 990円:3GB | 550円 ※7ヶ月まで無料 |
~7ヶ月目:990円 8ヶ月目~:1,540円 |
◎ | 220円 |
楽天モバイル | 楽天 | 1,078円(968円):3GB | アプリ利用時無料 | 1,078円(968円) | △ | 無料 |
NUROモバイル | ドコモ、ソフトバンク、au | 792円:3GB | 490円 | 1,282円 | △ | 330円 |
イオンモバイル | ドコモ、au | 803円:0.5GB | 550円 | 1,353円 | △ | 330円 |
IIJmio | ドコモ、au | 850円:2GB | 500円 | 1,350円 | 〇 | 330円 |
irumo | ドコモ | 550円:0.5GB | 880円 | 1,430円 | ◎ | 330円 |
エキサイトモバイル | ドコモ | 690円:3GB | 759円(3分) | 1,449円(3分) | △ | 385円 |
LIBMO | ドコモ | 980円:3GB | 550円 | 1,530円 | △ | 319円 |
J:COM MOBILE | ドコモ、au | 1,078円:1GB | 550円 | 1,628円 | 〇 | 330円 |
BIGLOBEモバイル | ドコモ、au | 1,078円:1GB | 660円(3分) | 1,738円(3分) | △ | 330円 |
ahamo | ドコモ | 2,970円:20GB | 0円 | 2,970円 | ◎ | なし |
- カッコ内は割引を利用した場合の最安料金
- ◎:VoLTE(HD+)対応、〇:VoLTE対応、△:プレフィックス番号付与
最安はpovoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要
5分かけ放題を最安で利用したいならpovoがおすすめです。
povoは基本料金が0円で、必要なプランのみをトッピングするプリペイド式のプランです。
データ容量をまったく使わないなら、5分かけ放題のトッピング料550円だけで利用できます。
通話規格「VoLTE」に対応しているので、auと同じ品質で利用できますよ。
ただし、注意点が2つあります。
1つ目の注意点は、データ通信を利用したいなら別途トッピング料金が必要になること。
トッピングできる主なデータプランは下記のとおりです。
- データ使い放題:330円/回(24時間限定)
- 1GB:390円/回(7日間限定)
- 3GB:990円/回(30日間限定)
選択肢によっては、ほかの格安SIMのほうが5分かけ放題を安く使える可能性があります。
必要な分のみを購入するため無駄なく使える点が大きなメリットですが、有効期限を意識してその都度トッピングを購入しなくてはならないので手間がかかるのは事実です。
使い慣れると料金の節約には最適な格安SIMですが、ある程度玄人向けのプランと言えるでしょう。
2つ目の注意点は、180日以内に「トッピングの購入」か「合計660円以上の利用料金」がない場合は利用停止または契約解除になること。
毎月5分かけ放題を利用する場合は心配する必要はありませんが、使わないときは0円で維持したい人は念のため覚えておいてください。
データ通信が0.1GBで足りるならHISモバイル
データ通信量が0.1GBで足りる場合はHISモバイルがおすすめです。
HISモバイルの最安プランは「自由自在プラン」の1GB(月額550円)ですが、月のデータ消費量が0.1GB未満の場合には290円まで安くなります。
かけ放題とセットにしても790円なので、お得に利用できますよ。
0.1GB以上使う場合はかけ放題と合わせて合計1,050円になるので注意しましょう。
なお、HISモバイルはMVNO系の格安SIM(※)としては珍しく通話規格「VoLTE(HD+)」に対応しています。
大手キャリア並みの品質で通話を利用できるので、通話の機会が多い人でも安心です。
ある程度データ容量も使いたいならLINEMOかahamoがおすすめ
通話だけではなくデータ容量も使いたいなら、LINEMOかahamoを検討してみましょう。
3GBならLINEMO、20GBならahamoがおすすめです。
LINEMOは7ヶ月目まで5分かけ放題料金550円が無料になりますし、ahamoはそもそも5分間の無料通話が月額料金に含まれています。
両社ともに品質が良い通話規格「VoLTE(HD+)」に対応しているので、快適な通話ができますよ。
格安プランながら通信速度もかなり速いので、使い勝手は良いでしょう。
10分かけ放題を使えるおすすめの格安SIMを紹介
人気格安SIMの最安料金と10分かけ放題を合算した金額をまとめてみました。
10分かけ放題が使えるプラン
格安SIM | 利用回線 | 最安プラン | 10分かけ放題 | 合計金額 | 通話品質 | 留守番電話 |
---|---|---|---|---|---|---|
mineo | ドコモ、ソフトバンク、au | 250円 ※最大通信速度32kbps |
550円 | 800円 | △ | 319円 |
IIJmio | ドコモ、au | 850円:2GB | 700円 | 1,550円 | 〇 | 330円 |
楽天モバイル | 楽天 | 1,078円(968円):3GB | 1,100円(15分) ※1ヶ月無料 |
1ヶ月目:1,078円(968円) 2ヶ月目~:2,178円(2,078円) |
〇 | 無料 |
NUROモバイル | ドコモ、ソフトバンク、au | 792円:3GB | 880円 | 1,672円 | △ | 330円 |
イオンモバイル | ドコモ、au | 803円:0.5GB | 935円 | 1,738円 | △ | 330円 |
LIBMO | ドコモ | 980円:3GB | 770円 | 1,750円 | △ | 319円 |
BIGLOBEモバイル | ドコモ、au | 1,078円:1GB | 913円 | 1,991円 | △ | 330円 |
Y!mobile | ソフトバンク | 2,365円(1,078円):4GB | 880円 | 3,245円(1,958円) | ◎ | 330円 |
UQモバイル | au | 3,278円:20GB | 0円 | 3,278円 | 〇 | 330円 |
- カッコ内は割引を利用した場合の最安料金
- ◎:VoLTE(HD+)対応、〇:VoLTE対応、△:プレフィックス番号付与
最安はmineoだがデータ通信を使うなら追加料金が必要
試算した結果、10分かけ放題が最安料金で使えるのはmineoでした。
mineoはドコモ、ソフトバンク、auの3大キャリアに対応しているので、自宅や職場でつながりやすい回線を選べる点が大きなメリットです。
今回はmineoの最安プラン「マイそく」の「スーパーライトプラン(最大32kbps)」で試算しましたが、データ通信を利用したい場合はほかの格安SIMのほうが安くなる可能性があります。
というのも、「マイそく」は最大通信速度以内であればデータ容量が使い放題になるプランですが、「スーパーライトプラン」の最大32kbpsではほぼ使い道がないためです。
データ通信を利用したい場合は、「24時間データ使い放題」が1回198円(24時間限定)で利用できますが、月2回以上使う場合は楽天モバイルのほうが安くなります。
そのほか、最大300kbpsで使い放題になる「ライトプラン」や、最大1.5Mbpsで使い放題になる「スタンダードプラン」などもありますが、その場合もほかの格安SIMのほうが安くなるので注意しましょう。